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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

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登り坂と向かい風

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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僕が得意な2つ。

登りはリズムを保って弾んでいく。

無風よりも、向かい風の方が速くなったりする。

 

平地と無風が苦手・・・笑

 

結構長い間、なぜそうなるのか分からなかった。

色々な仮説は思いついても、整合性のつかないことがほとんどだった。

 

スプリントでスピードに乗れる時と、

登りや向かい風で上手く走れている時の感覚は似ている。

ほぼ一緒。

 

噛み合う時とそうでない時、何が違うのか。

 

風に押されると、押し返そうとする。

そこにキーポイントがあった。

 

体のどこに軸を置くか。

動きの芯をどこにするか。

どこに乗るか。

 

軸は作るのではなく、感じるもの。

筋力で支えるものではなく、

固めるものではなく、

ただただ感じる!!

 

何を感じるか。

 

背骨の椎体。

椎弓に乗らないこと。

椎弓とは背骨のトゲトゲしたところ。

手で触れるデコボコした部分。

 

椎体とは椎弓の前にある、積み木のようなところ。

椎間板を挟んでいる骨のブロック。

 

僕は椎体に乗るのが苦手で、椎弓に乗りがち。

でも、風に押されると、負けないようにすることで、

自然と椎弓から椎体に乗れるようになる。

 

フリーになった椎間関節は、フレキシブルなジョイントを発揮する。

体幹で着地衝撃を緩和し、それを運動エネルギーに変える。

背骨はバネでもある。

 

傾斜が付くと、自然と前寄りになるので、

そこでも椎弓から椎体に乗るスイッチが入る。

 

椎弓は体の後面にあるが、椎体はかなり中を通っている。

体を支えている場所は、思っているよりも前側にある。

 

椎弓は元々荷重を支える場所ではないので、構造的にも弱い。

椎弓荷重になると、背骨としての機能、

体幹部の機能、全身の連携も途切れてしまう。

 

体の中心を貫く背骨の位置を感じるだけで、

筋力に頼らない体の使い方になるし、

全身の動きが滑らかになる。

 

ということに、この冬の暴風にさらされ、

鼻水流しながら走ったことで気が付くことができた。

 

感覚と実際にはズレがある。

背骨の勘違いが起きている。

 

しかしながら、この背骨を感じて動こうにも、

長いこと背骨の関節が固まっていたり、

引っ掛かって歪んでいたら、

椎体に乗ろうにも無理がある。

 

性別を問わず、

あらゆる年代、

あらゆる職業に整体が必要だということ。

 

ましてや、スポーツやるなら、

なおさら背骨のメンテナンスは重要だなぁ。

と、自分が仕事でやることを再確認してみた。

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