痛い思い出
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20191019_164842.jpg?fit=833%2C625&ssl=1)
何だか土曜のような感覚だった今日。
明日が土曜!?
からだ工房らくだのお休みは、日曜だけ。
明日は午前中所用があって、午後からオープンです。
春はぎっくり腰の季節。
とよく言われている。
それは、タラの芽だとか、タケノコだとか、
いわゆるクセのあるある山菜が、食卓に並ぶ時期と重なっている。
確かに、春は腰が痛いという訴えをもって来る方が多い。
昼間は暖かくて、日によっては半袖でも居られるぐらいで、
でも朝晩は冷え込んで、ちょっと暖房入れたくなるぐらいの時期。
田んぼに、急に草が茂り、カラスノエンドウが花をつける時期。
理由は諸説あるけれど、人の体にも変化が起こる。
気温が変わる、気圧が変わる、日差しが変わる、湿度が変わる。
筋活動、神経伝達、色んなものが環境の変化で動き出す。
もう随分前だけど、僕も腰が痛い経験があった。
力も入らないし、歩けない。
頑張ると、激痛。
日が傾くと寒くて、鼻水が出てくるような日だった。
ずっと違和感があったけれど、体の声は聴いてるようで、聞き流していた。
ある日それが爆発して、戦闘不能になった時、ようやく色んな事を見直した。
するべきケアをして、体作りに励んだ。
プレーできるようになるまで3カ月。
怖さが抜けるまでは半年かかった。
それからというもの、急性の腰痛も慢性の腰痛も、一度も起きていない。
動けない程の腰痛を経験して、そこから復帰する過程で、
マイナスをゼロにするだけではなく、結果的にはプラスにできたと思っている。
その時は、整体を仕事にしようとは、微塵も考えていなかった。
春になって、腰痛の問い合わせが来ると、
僕も腰が痛かったなと、ふと思い出す。
昼間はよく動いて、夜はしっかり温かく。
春はほころぶ時期じゃなく、気を引き締める季節なのだ。