熱中症は自己管理能力の問題
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「高校野球の地方大会で、選手の熱中症による没収試合が相次いだことで、
根本的な対策はあるのか…」というニュースが流れました。
高野連は「自助努力」とする一方、それは根性論だとか、対応しないのはおかしいとか、
そんなニュース記事への書き込みが多数ありました。
ハッキリ言えば、熱中症は自己管理ができているか、どうか。
それ以上でも、それ以下でもありません。
だから、自助努力なのです。
倒れるかどうかは、自己のカラダの管理をする意識の問題です。
水分補給のタイミング?
こまめな水分補給?
量?
何を飲むか?
そんなものは、どうだっていいです。
飲みまくってたって、熱中症になる人達ばかりですよね?
そこに、この毎年の熱中症の問題の根っこはありません。
問題なのは、集中力です。
集中力があまりに欠如し過ぎている。
平和な日本だから、あまりに日本人が平和ボケしている。
暑さの中で、炎天下で、生存本能脅かされていますか?
ぶっ倒れない覚悟持って立っていますか?
倒れるギリギリのラインで、踏ん張る集中力、ありますか?
そんなスイッチ、そもそも持っていますか?
熱中症をどう防ぐかは、どう寝坊を防ぐかとほぼ同じです。
そんなもの、自助努力でしょう。
熱中症になるのは、自分のカラダを管理する意識と、集中が欠如しているから。
「そういうのが精神論なんだ」みたいに理屈と知識ばかり並べる人たちは、
熱中症を防ぐことはできません。
熱中症は意識の問題ですから。
クソ暑いグラウンドで朝から晩まで、みっちり絞られても、
調子悪くなったことなんて1回もありません。
気温35度で35kmぶっ続けで走っても、集中していれば何の問題も起こりません。
膝まである長靴の中が、汗で満たされて溢れるくらい熱い火事現場でも、
生存本能が脅かされて集中していれば、熱中症にはなりません。
防火衣着て装備背負えば20kg、真夏もそれで何時間も活動するのが当たり前です。
発汗量は、おそらく体重の10%以上でしょう。
数時間で7kg~10kgくらい脱水するなんて、ザラです。
火事現場でなくても、1日山を走り通して7kg体重が減ったなんてこともありました。
それも、這ってでも無事に戻るという、集中力があるので熱中症にはならないのです。
日本は、あまりに平和です。
生存本能が脅かされないと、自律神経の体温調整や呼吸の機能も平和ボケしてきます。
熱中症は、生存本能を脅かされなくなった国民症と言ってもいい。
ぼんやりしていては、自己管理なんてできないのです。
平和ボケしていたら、自律神経系の働きもパンクして、オーバーヒートするのです。
それが、熱中症です。
熱くなればなるほど、頭が冴えてくるくらい、集中する。
これが本当の熱中症対策。
つまりは、意識の問題なんですね。
何度も修羅場をくぐってきたので、間違いないです。
ボケっとしてんな!集中しろ!!
そのための準備も、想像力を働かせてするんだ!
結局は、自助努力。
対策は人任せではなく、各自するのが当たり前です。
人任せの世はいかんね!
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