朝日を拝む
富士山シーズンは、回復のために朝練習は控えていた。
登りのトレーニングは、動かない体で挑んでも、負荷を掛ける事ができないから。
やる時はしっかり、休むのも同じぐらい重要。
富士山シーズンが終わった後は、
日の出と共に起きてトレーニングすれば1日を長く使えたのに、
それがなかなか出来なかった。
こう暑いと、日中はトレーニングにもならないので、朝晩を使うしかない。
僕の起きられない言い訳は、敷布団(マットレス)が悪い!
だった。
1年前に新調した、厚みのあったはずのマットが、せんべいさんなのである。
フローリングの上に直に敷いていると、床の硬さをもろに感じる。
食パンを手のひらで押しつぶしたように(そんな事しちゃダメ)、スポンジがペタンコだった。
厳密には、マットが悪いのではない、僕が悪いのだ。
過去には厚さ15cmという極厚の敷布団ですら、ペラペラにしてきた。
同じ布団を使っている妻、実家の父親のものは、長く使ってもフカフカなのに。
なぜだ!!
なぜ僕が使う「敷くモノ」は、せんべいさんになってしまうのか!!
ちなみに、座布団やクッション類も、
使っているうちに3分の1~5分の1ぐらいの厚さになってしまう。
寝ても寝ても、板敷きの背中の痛さで起きられないので、
思い切ってまたマットレスを買い直した。
それも、本来ならベッドに使うマットレス。
厚さ22cm、重さ16kg。
飛び跳ねたって、床の硬さを感じない!
マットレス替えてから、ビックリするぐらい体が休まるようになった。
結果、早起きできるようになった。
早く起き過ぎるので、ちょっと二度寝してから起きている。
この夏、朝の体の痛さで、損をしたなと、反省。
もっと起きれたなと。
三文をどれだけ捨てたか。
非常に寝心地は良いけれど、
寝る前に敷いて、起きたら壁に立て掛けるのが結構メンドクサイ。
君だけは、せんべいさんにならない事を祈っている。