時間と鮮度
ついこの間、「7日間ブックカバーチャレンジ」というものが回ってきた。
自粛期間で家に居る時間に、本を読もう!
それに合わせて紹介をしていこう。
というチャレンジ企画。
バトンと言ったりもする。
似たようなものって他にもあって、過去にはアイスバケツだったり、
プッシュアップチャレンジ、なるものもある。
色んな社会情勢の変革期になると、そういう運動が回ってくる。
ブックカバーチャレンジに関しては、
3日目ぐらいでストップしてしまった。
回してくれた方、ごめんなさい。
まだやってる方、頑張ってください。
SNSに日々少しづつ投稿している身としては、
本の表紙の写真1枚撮って、コメント上げるなんて、大した労力でもない。
でも、僕は3日目で止まった。
止めざるをえなかった。
それは、1日ごとに世の中の流れ、
時間の流れが、めまぐるしく変化しているのを感じたから。
始めたけれど、こんなこと(言い方悪くてごめんなさい)している場合じゃないな。
それを強烈に感じた。
1週間の間に、置いてかれる。
置き去りになる。
1週間前に始めたことが、
1週間後には周回遅れになっているような、
とてつもない流れの速さがある。
アンテナ張って、質の悪い情報は振り落として、
常に自分の目で瞬時に流れを読み取って、動かなければならない。
そうでない事業者は、生きていけない。
1週間どころか、3日前の情報ですら、相当鮮度が落ちて劣化している。
恐ろしい世の中なのだ。
かれこれ7年ぐらい、ほぼ毎日、こうして長文を書き続づけている。
ひとつのことを続ける辛抱強さは、自分の強みだと思っている。
それでも、置いてきぼりになるような感覚になるチャレンジは、続かなかった。
人間は生き物。
生ものは、鮮度が命。
鮮度は命。
フレッシュに生きようぜ。