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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

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接骨院は整体院ではありません

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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読んで字の如くです。

接骨院と整体院は、名前が違います。

名前が違えば、扱うモノが違います。

扱うモノが違うということは、全然別のものであるということです。

 

接骨院は怪我を施術するところ。

 

整体屋は歪みを正すところ。

 

どれくらい違うかと言うと、ラーメン屋とイタリアンくらい違います。

結構な違いでしょう?

 

そんなことを書くのは、Yahoo!ニュースでこんな記事が出ていたからです。

 

<柔道整復師>カルテなど提出義務化 不正請求防止へ

毎日新聞 10月9日(日)7時30分配信

 厚生労働省は、柔道整復師(柔整師)の施術に公的医療保険を適用する療養費制度について、不正請求対策を強化する方針を固めた。不正の疑われるケースは接骨院などにカルテなど関連資料の提出を義務付ける。柔整師の急増に伴う接骨院の過当競争で療養費の不正請求が横行しており、厚労省は近く都道府県など関係機関に通知。来年度から開始する。

 柔整師は厚労省が認定する国家資格で、接骨院などで施術する。医療行為はできないが、骨折や脱臼などの施術に対して支払われる療養費は公的医療保険が適用され、利用者は原則3割の自己負担で受けられる。14年度は医療保険から約3800億円が支払われた。

 柔整師は毎年5000人前後が合格し、14年時点で約6万4000人が就業。接骨院などの施術所も約4万5000カ所に上り、1994年の約2万カ所から急増し、過当競争を招いている。その結果、肩や腰など部分を次々と変えて施術し、マッサージ代わりの利用が疑われる「部位転がし」と呼ばれる不正な請求や、白紙の申請書を悪用した架空請求が後を絶たない。

 厚労省はこうした不正請求に早期に対応できるよう、全国健康保険協会(協会けんぽ)などがつくる審査機関「柔道整復審査会」が、「部位転がし」など不正請求が疑われる施術所の診療報酬明細書(レセプト)を抽出して調査し、資料提出や説明を求めることを可能にする。

 架空請求対策としては、施術所に領収書の発行履歴や、通院歴の分かる来院簿やカルテなどの提示を求めることができるようにもする。

 療養費を巡っては、昨年11月には暴力団組員や接骨院経営者らが架空請求し、療養費を1億円近く詐取したとみられる事件が発生するなど、不正請求対策の強化が課題となっていた。【阿部亮介】

 

そのまま毎日新聞さんの記事を抜粋させて頂きました。

 

年々、整体をしたがる接骨院が増えてきています。

場所によっては「整骨院」という名を使っている所もあるでしょう。

中には、○○接骨院という看板を掲げて、中に入ると「当整体院は…」という所もあります。

 

接骨院で保険が使えるのは、怪我をした時のみです。

怪我とは、骨折、捻挫、打撲、脱臼、挫傷といったものです。

これに該当しないで保険を使うのは、不正請求に当たります。

つまり、怪我のでっち上げです。

 

怪我でなければ、接骨院での施術を3割負担で受けることはできません。

にも関わらず、怪我でもないのに健康保険を使って診療をして、

不正請求で稼いできたのが接骨院業界です。

 

本当に怪我をしてかかるケースは、全体の何パーセントでしょうか。

これについては、闇のヴェールに包まれていますが、

本当に怪我をしたら整形外科にかかりますから、

接骨院の仕事である「ほねつぎ」がどれだけ行われていたかはわかりません。

 

接骨院による不正請求が何十年と横行し、いよいよ審査が厳しくなってきました。

これでは、接骨院の先生は食べていけなくなります。

 

そこで何をしだしたかというと「そうだ、整体やろう」と言い出したわけです。

ラーメン屋が儲からないからって、隣のイタリアンを真似出したんですね。

 

保険証で稼げなくなったからと言って、保険が利くことが売りの接骨院が、

保険の利かない整体をしだしています。

しかも業界全体で一斉にです。

 

もはや、これは価格カルテルではないかというくらい、一斉に整体をしたがっています。

接骨院では、どこでも5000円でしか施術が受けられなくしてしまおうという意図さえ感じます。

 

そもそもが、怪我のでっち上げの不正請求なんかしていなければ、

接骨院が整体をする必要なんてないのに、

これだけどこも整体したがるということは、

そこは不正請求の温床だったということです。

 

接骨院の先生が、わざわざ数百万円のお金をかけて柔道整復師の国家資格を取ったのは、

健康保険が利く施術をするためであったはず。

このままでは食っていけないとなって、整体しだすのは、本末転倒です。

 

中には、「当整体院は、国家資格を持ったスタッフが施術します」って謳う所もあります。

その国家資格は、整体用ではないし、そもそもペーパーテストですから要注意です。

 

接骨院の中には、保険の診療が今後できなくなることを見通して、

整体以外にデイサービスなどの介護事業を持つところも増えてきました。

みなさんの身の回りにも、そういった所は多くあるはずです。

 

もうそんなところまで行くと、接骨院でも整体でも介護事業でも何でもいいのでしょう。

何がしたいのか、ブレブレです。

 

こんなラーメンが流行るとなれば飛びつき、

イタリアンがいいとなればそれに飛びつく。

そこにこだわりはがあるはずがない。

 

ラーメン屋が真似たなんちゃってイタリアンと、修行してきたシェフのイタリアンでは何が違うかと言えば、

 

全てが違います。

 

怪我は保険診療して、歪みは整体でというまともな治療をしている先生は、

僕のちっちゃな人脈では静岡県にはひとりもいません。

 

「保険診療から、自費診療(整体)への移行セミナー」なんてのが、

接骨院業界では大流行だそうです。

患者を何だと思ってやがる!!!

 

今日は大きな一石を投じてみました(笑)

 

「できる」を増やす整体院

からだ工房らくだ

〒421-0201 焼津市上小杉269
 080-3288-7235(代表 村田稔明)
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