扁桃腺手術記その1
8月25日の午後に入院して、本日9月1日の午前中に予定通り退院してきました。
その間に施術依頼のお電話を頂いた方々、申し訳ありませんでした。
結果的には夏休みにもなり、貴重な経験ができました。
担当医師やサポートスタッフにも恵まれて、8日間の入院生活も優雅なものでした。
退院がちょっと寂しかったです。
退院したと言えど、切除した痕は今かさぶたになっています。
僕の場合は、度重なる扁桃腺の炎症のせいで周囲の組織との癒着が強かったせいで、
切除した傷跡がとても大きくなっています。
子どもの場合は癒着が無いので、傷口も小さく簡単に、入院も短いそうです。
僕の前に手術した小学生2人は、痛そうな素振りも見せず早々に退院していきました。
かさぶた食べ物が引っ掛かったりして、
強引に剥がれてしまうと大出血を起こすそうで、まだまだ気が抜けません。
出血のリスクが高いのは手術直後と、術後1週間前後だそうです。
せんべいとか、硬いものを食べなければいいそうなので、仕事に支障はありません。
喉の出血というのは厄介で、周囲に血管が多いので量も多くなります。
やはり術後に1度出血があって、すぐに口の中が血で一杯になってしまいました。
大人の扁桃腺の手術というのは、ハイリスクで慎重に行うものとされているようです。
手術前と、手術後では、口の中の景色が全く違います。
そこまでやってくれますか!!
と言いたくなるくらい、担当の先生がごっそり綺麗にえぐりとってくれました。
まさに芸術的なオペ!
イメージで言えば、アボカドをスプーンでくり抜いたように(わかりづらい?)
表面だけでなく、体内に埋まっていた部分もごっそりもっていかれています。
おかげで今まで何年も塞がれていた喉が開いて、とっても呼吸がしやすいです。
今までの当たり前は、当り前では無かった(笑)
肥大した扁桃腺が喉の入り口のほとんどをせき止めていたので、
ごっそり無くなれば風通しが良くなるのは当然。
通気性70%アップです。
女医さんてSっ気のあるツンツンしたイメージだったのに、
担当の先生はそのイメージを覆す美人な先生でした。
モデルさんみたいな耳鼻科の先生がいるなんて信じられないでしょ?
しかも、若いのにオペもスゴイ。
ドクターヘリに乗っていた経験が、活きているんでしょうね。
8月25日の14時に入院。
21時以降絶飲食。
8月26日14時半 手術(21時安静解除)この日も絶飲食、点滴のみ
8月27日 点滴+流動食
8月28日 点滴+流動食
8月29日 点滴+流動食
8月30日 食上げした流動食
8月31日 食上げした流動食
9月1日 食上げした流動食
この8日間の入院生活で、これ以上落ちないと思っていた体重が3kgも減。
身軽になって動き軽いのですが、痩せすぎで不健康に見えてなりません。
元気なのに!
まだ喉のかさぶたが痛いので、食べるものが限られるうえに、
かさぶたを傷つけるので沢山は食べられない状況です。
体重アップはかさぶたが取れると共に、自然と上向いてくるでしょう。
げっそりしてますけど、ご心配なく。
入院中にネタが溜まったので、毎日アップしていきます。
「できる」を増やす整体院
からだ工房らくだ
Comment
ブログ拝見させて頂き、参考にさせて頂いております。いま、私も慢性扁桃炎を繰り返し手術を考えております。家庭の事情により手術は半年以上先なので、高熱で仕事を休ませてもらっている現状が2ヶ月に1回あります。仕事は不規則で趣味で登山や筋トレをしてるのですが、とくに筋トレをした後に扁桃炎になるのですが。トレランをしてるということで、トレラン後に扁桃炎になりやすかったとかありますか?身体を酷使する運動だと思いますので参考にさせてもらいたいです。入院中はBCAAとかのサプリはとってはいけないのでしょうか?
コメントありがとうございます。
特にトレラン後に扁桃炎になるということではなく、
疲労が溜まったり、睡眠不足が続いた上で、体脂肪が少なくなると扁桃炎になりやすいなという印象がありました。
年間350日は走り込みますが、レース前に身体が絞れてくると扁桃炎と紙一重だったように思います。
手術後半年くらいは喉の粘膜が弱いせいか、鼻風邪を引きやすかったですが、今ではそれも落ち着いてきました。
手術跡が本当に馴染むまでは、1年位掛かるのかもしれません。
BCAA等は摂っても問題有りませんが、飲み込むという動作が辛いので、かなりの痛みを伴います。
ただ、術後1週間くらいの間は、まともに食事が摂れないので、BCAA等を頑張って摂れれば、回復にかなり役立つと思います。
傷口の大きさは人それぞれなので、苦しみ方は一概には言えません。
BCAA、プロテインなど、飲めるものは入院セットに仕込んでいくのをおススメします。
また何でも聞いて下さい。
こうしたコメントが来ることを願って書いた記事なので、嬉しく思います。