当たり前じゃないコンセプト

毎日体を動かしていると、それが当たり前になる。
1日なら渋々休むが、2日体を動かさないと、ストレスが溜まる。
動かないと、体調も思わしくない。
これが、運動習慣のある側の感覚である。
体はよく動く。
体調も良い。
飯が美味い。
酒が美味い。
多少の暴飲暴食も、リセットできる。
スタイルは作れる。
憧れもライバルも出現する。
病院にかかる事はほとんど無い。
動かすことで、体の不調の多くは割と治る。
人生の質が飛躍的に上がる。
デメリットは、洗濯物が増える。
隙あればトレーニングしようと画策する。
運動しない人に理解されないこと。
今は閉鎖されている所も多いけれど、
トレーニングジムも増えた。
フィジカルレッスンを受けたり、筋トレをするのも身近になった。
運動する側からすると、体を動かすのは当たり前のこと。
体を動かさないデメリットは、計り知れない。
しかしながら、職業スポーツ選手、アスリートでない限り、
トレーニングはするものではない、という考えがいまだ大多数なのだ。
身体活動力が桁違いに多かった時代は、
生活する中で体が鍛えられていたが、
現代は極端に身体活動量が減っている。
体を動かさない事で、筋骨格の機能が落ち、
内科的な疾患にもかかりやすくなっている。
体は動かさないと駄目になる。
年齢、性別、どんな体力レベルの違いがあっても、
現代ではトレーニングをしないと、健康を保つことができない。
何歳からでも遅いことはない。
まだいい、なんてこともない。
もう一度言う。
様々な不調は、動かない事で起きる。
誰もが歯を磨くが如く、習慣としてトレーニングをするべきなんだ。
という概念は、トレーニングが当たり前になっている人からすると、
「そだねー」「そだねー」とうなづけるだろう。
それは、まだまだ、当たり前じゃない。
健康づくりは、習慣作り。
走るのは、いつでも、どこでも、誰にでもできて、
生涯にわたって取り組める。
どこまでやるかも、自分で決められる。
苦しくないペースでも十分。
最後は強引に走る方に持って行ったけど、
運動不足が一番不健康。
ではまた明日!