居ずまいの良し悪し
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191201_100810.jpg?fit=768%2C576&ssl=1)
何と戦っているのか、よく分からなくなってきた日本。
ウイルスではなく、それを恐れる人の行動が、社会を変えている。
そこに在る、微細なDNAの塊よりも、人間の想像力の方が強い。
効果のある無しに関わらず、シールドして、マスクしていないと戦犯になる。
敵は、ウイルス?それとも、批判的な目?
やってるっぽいことしないと、非国民にされてしまう。
目まぐるしく変わる社会情勢。
狩猟民族でも農耕民族でもない僕らの生活は、貨幣経済で回っている。
買い物し合って生きている。
大きなお店、チェーン店に行くと、とにかく居ずまいが悪い。
そこに渦巻く、ギスギスした空気。
悪い事してるみたいな、そんな罪悪感すらある。
人を排除しようとする力が働いている。
殺伐とした空気が充満するのだ。
あー、この店、もう来たくないな。
生理的に無理。
さっさと帰ろう。
本能的にそう感じる。
逆に、個人の小さなお店は、安心する。
店主や店員がマスクしてても、受け入れられている感じがする。
あー、ここは居てもいい場所なんだな。
来て良かったな。
また本能的に、そう感じる。
衛生面に対策をするのは当然。
それはコロナ前から変わらない。
今僕ら個人店がやらなければならないのは、
お客さんの居場所を作る事。
身も心も落ち着ける場所を作る事だ。
どこもかしこもギスギスしてる今、小さなお店は無茶苦茶強い。
配慮はしても、壁は作らない。
色んなお店に行って、客目線に立つ。
それに勝る勉強は無い。