寒冷順化というひと山
10月も終わりに近づき、いよいよ寒くなってきました。
まだ日中は日差しの強い日もあるかもしれませんが、朝晩は肌寒いです。
体感として、今から11月の終わりごろまでの1カ月は、最も身に堪える気がします。
それはぬるいお風呂から、水風呂に浸かってからの数十秒のように(イメージとして)、
冷たさに感覚が適応できない時間に似ています。
気温で言えば、今の気温は1月や2月に比べたら天国みたいなもの。
でも、25度位の日々から15度~20度位の環境に一気に変わると、
冷えのダメージは結構大きい。
それはまだ、身体が寒さに適応出来ていないからですね。
夏の暑さに慣れるように暑熱順化があり、寒さに慣れるように寒冷順化があります。
今のうちに、寒さに身を慣らすのが日本人の課題と言えます。
今はまだいいですが、もう少し冷えてくると冷気そのものも皮膚刺激になります。
僕はそのせいで、寒冷蕁麻疹が毎年必ず出ます。
寒さに身体が慣れると出なくなります。
冷気に身体がさらされるようになると、
いままで気にならなかったような身体の症状にも途端に気が付くようになったりします。
季節の移り変わりは、決して優しくはないですね。
今日は外の鉢植えの葉の上で休むカエルの表情が、何だか寂しそうでした。
暖房はまだ早いけど、寒い。
こんな時は、温まるものを食べて、服装で調整するしかありません。
風邪が流行っていますから、気をつけたいものです。
ではでは、おやすみなさい!
「できる」を増やす整体院
からだ工房らくだ