安定というマボロシ
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世の中、何でも安定が好まれる時代になりました。
安定した企業、安定した職に就くことがゴール。
結婚するなら安定した会社に勤めている男性いいとか、
男性自身も自分の仕事で結婚ができるとか、できないとか色々言う。
両親だって、結婚相手を選ぶのに条件を叩きつけることだって少なくありません。
公務員はいい、安定していていい。
給料がいい、福利厚生がいい。
最も安定している(と思われている)勤め先の公務員は、
就職活動をする学生にも人気だそうです。
そういえば、僕も以前は公務員だった(笑)
政令指定都市の採用を蹴って、田舎の市の方を選んだということもありましたね。
考えてみれば、その頃から僕は条件で生き方を選んでいなかったのかもしれません。
世の中の労働者が、なぜこうも安定を目指すのか。
なぜ安定がいいとされているのか。
「安定していた方がいいに決まっているでしょ」
世の大勢が安定を目指すのは、裏を返せば…
安定なんかこの世の中に無いからです。
ヒトのカラダと社会に、安定なんかありません。
こうしていると健康になれる。
健康のために、これをしましょう。
それで健康が保てるほど、ヒトのカラダは甘くない。
そう、幻想です。
ヒトのカラダに、安定はないのです。
だから、日々状態の変化するカラダのために整体をしているわけです。
社会だって同じです。
社会なんて、つかみようのない生き物です。
皆が安定を目指して、安定がいいというのは、
どこまで行っても安定なんて言うものが、この世のどこにも無いからです。
安定とは…安く定まっていること
落ち着くとは…地に落ちてそこに着いてしまっていること
何度も言います。
変わらないカラダの健康と、安定した社会、安定した仕事なんて、
幻想でしかありません。
幻想を目指して、安定志向で生きて、その先に何があるか。
足跡に、何が残るだろうか。
桃源郷、
竜宮城、
地平線のその先、
玉ねぎの中身、
天空の城ラピュタ、
安定企業はいい、
地方公務員はいい、
どんなに頑張って目指しても、、、それは幻。
パッと開いた手帳にメモしてあったことを、記事にしてみました。
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