厚底か薄底か
6月末から7月の頭にかけて、
レースシューズの新作が続々と出て、
ランニング界隈では「どれ履く!?」みたいな話題で盛り上がっている。
こっそりと、熱ーく!
ランナーはワクワクしている。
知らぬ間に給付金が消えている人もいるらしい。
僕だって、この間、
トレーニング用のシューズ半額だったから、
色違いで2足買ったもんね。
え?
半額ちゃうやん!!!
定価の値段払ってるじゃん!
いや、気が付いたら2足持ってたんだよね…笑
毎日ローテーションで活躍しております。
秋まではもつはず。
新しいシューズが出ると、反発はどうだとか、
履きこなせるかどうか、
どんな走力の人向けか、
そんな話題が出てくる。
特に、反発の話は尽きない。
シューズの厚み、
プレート有りか、無しか。
大事なのは、どっちも履けること。
自分が地面から反発をもらう。
そのリターンが体を前に推し進めてくれる。
シューズの反発が進めてくれるのではない。
地面から反発をもらうというのは、
着地する足に全て乗り込めるかどうか。
体をひとつにして、どの部位も遅れずに、
体重を空中から、かけに行く。
ちょっと高さのある場所から、飛び降りていく感じ。
その反発を受けて、また上から降りる。
着地した足を、体が追い越していく。
その円のような運動のサイクルを止めない。
蹴る要素は一切ない。
反発を与えるのは体であって、シューズではない。
厚みのあるシューズか、薄いシューズのどちらが良いかではない。
どっちも履けることがダイジ。
感覚を磨くには、薄い方がつかみやすい。
その感覚のまま、厚いシューズでトライアルやレースに入って欲しい。
プレートのロッカー機能が、背中を押してくれる。
蹴らずに、乗る!
乗り込む!
乗り込むということは、足は自分より前。
それを体が追い越していく。
出遅れんなよ。
その遅れが、蹴る動きになって、ロスを生む。
って、最近ようやく整理できてきた。