体は絶対に切り離して考えない
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最近分かってきた、上手くいかない読書習慣。
ちょっとずつ読み進めると、全然読み終わらない。
頭への浸み込み方が、全然違う。
一気に読むと、奥に入ってくる。
少しずつ読むと、上滑る。
流れて行っちゃう。
ちょっとずつ読むのは、
何冊かを並行して読む場合に起きやすい。
僕の頭はそうスペックが良くないので、
1冊を集中して読まないといけない事にようやく気が付いた。
3年ぐらい前に、今の僕の生活習慣を作るきっかけになった本を、ふと手に取って開いてみた。
読みだしたら、止まらなくなった。
その中で、3年前にもその通りだと思ったし、
今はもっとそうだと確信しているのが、次のこと。
食事、
運動、
睡眠、
思考、
生き方、
これら全ては、複雑につながり合い、私たちを作っている。
そして、健康の度合いは、少なからず、幸せであるかという事を大きく左右している。
健康の事になると、僕らは縦割りにして体の働きを考えがちだ。
免疫の事、病気の事、関節の事、運動生理学の事、バイオメカニクスの事、
食事の事、生活習慣の事、考え方や気の持ち方の事など、それぞれを切って考えてしまう。
でも、全部が全部、複雑に絡み合っている。
専門家が正しいとか、証明されているとか、エビデンスがどうのと言っても、
それが全然役に立たないのは、立体的な解釈に欠けるからだ。
奥行きも横も全部見て、体の設計に合ったものしか、機能してくれない。
設計に合ってないものは、必ず歪みを生む。
大事なのは、体の状態についての「考え方」を確立する事だ。
勘違いしないこと、より正しく理解すること。
正しさとは、体にとって無理が無いこと、自然であること。
合理的であり、心地良い体を創ること。
それが、僕の仕事。
状態の良い体を創れば、スポーツも面白くなる。
健康状態をよりベストに持っていく事でしか、記録もパフォーマンスも上がらない。
これも、僕の信念。
運動、スポーツは体を痛めるもの。
激しくやれば、体を削るもの。
確かに、そうやって失敗してきた人もいるだろう。
それは、考え方と方法を間違ってきたからだ。
全てはつながっている。
体の状況を理解しよう。
体の改革は、そこから始まる。