今さら3月走決算とバックプリント
3月走行距離は536kmでございました。
まだできるけど、そこをガマン。
長距離のトレーニングにおいて、
オールアウトはコンディションの悪化につながる。
出来るからってやり込むのではなく、腹八分。
ひたすらペースを上げたり、苦しんだ分強くなるわけではない。
同じペースに余裕が出る。
これが大事。
その時に、出せるスピードは確実に上がっている。
だから、常に天井を押し上げるが如く、MAXスピードで走らなくていい。
もう一度言う。
オールアウトはコンディションの悪化につながる。
コンディションを維持して、
繰り返しトレーニングを継続すること。
これが最も重要。
コンディションの調整は生命線と言ってもいい。
負荷の調整(ペース)。
距離の調整。
口にするものしないもの。
セルフケア。
身体操作の訓練。
そして睡眠。
これらがあって、初めてトレーニングが成り立つ。
いつも体調の良い自分であること。
出来る限り、そこに立ち返る。
近頃は暑い位だけれど、暖かくなってきて、
体の動きも軽くなってきた。
僕にしては珍しく、インターバルやスピードトレーニングができた3月。
1000m3分切りも多かった。
チームTシャツには「Speed×Endurance」という文字を刻ませてもらった。
この言葉には、短いながら色んな意味を込めた。
速く走ることと、長く走ることは、別々に鍛えなくてはならないこと。
スピードと持久力(有酸素能力)の融合、そのバランスが必要であること。
持久力の土台の上にスピードを乗せること。
そのトレーニング割合は(持久力8:2スピード)であること。
Enduranceには、粘り強さ、耐久力というニュアンスがある。
ランナーに対する賞賛の最高の言葉は「速い」ではない。
「強い」だ。
フィジカルの強さ、精神的な粘り強さ、集中力、自己管理能力。
全てをEnduranceに込めてある。
4月は久々のトラックレース。
引き続き、有酸素能力の土台を積み重ねながら、
スピードと登坂力を磨いていきたい。