下剋上と反骨心のストーリー
ご存知の方も多い作家、池井戸潤。
ここ数年のヒットの仕方は、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
ルーズベルトゲーム、
半沢直樹シリーズ、
下町ロケット等々、ドラマ化されたものも高視聴率を記録しています。
ストーリーに多いのは、大企業のその体質をえぐりだしたものだったり、
弱者が強者に戦いを挑み、逆転劇を描く下剋上もの。
その人間臭い、泥臭い人の心を熱く綴られると、
ついついページをめくる手が止められないのです。
小さな町工場の、執念ともいえる魂に触れると、僕も熱くなってしまいます。
劣勢をいかにひっくり返すか。
この窮地をどう脱するか。
快進撃を起こしてやるんだ。
高校野球にもついつい見入ってしまうのは、そのエネルギーが渦巻いているからです。
劣勢にあるからこそ、人は力が出せる。
なんとかしようと本気になるからこそ、道が開ける。
劣勢になると、面白くなってくるんですよね。
自分で言うのもおかしいけれど、僕の根性は相当曲がっています。
かなり曲がってはいますが、歪んではおりません。
逆転劇、下剋上、大好きなんですよね(笑)
安泰で、安定で、平凡で、普通なものほどつまらない。
そこにドラマは無いと思うのです。
追いつめられた時こそ、人は力を発揮する。
僕は、そんな方面に肌が合います。
整体も患者さんに「ここをこうしたい」「こうなりたい」という、
ハッキリとしたいわば逆転のエネルギーがあると、施術のしがいがあります。
甲子園も終わり、オリンピックも終わり、なんだか寂しいです。
夜な夜な池井戸潤を読み過ぎて、目の下にくまが!!!!!!!
こりゃいかん。
おやすみなさい。
「できる」を増やす整体院
からだ工房らくだ