メディシンとかメディスンとか
「メディシン」と聞くと薬を思い浮かべる方は、少なくないだろう。
時々薬局の名前でも使っている所がある。
また、大勢で並んで股の間にボールを通したり、
頭の上を通過させる遊びもまた「メディシンボール」と言う。
「メディシン」と「メディシンボール」のつながりはよく分からない。
日本語の「柿」と「牡蠣」と「夏季」くらいの違いかもしれない。
そして、もうひとつ「メディシン」とつくのがこれだ。
トレーニングで使う「メディシンボール」だ。
股や頭上を渡す遊びと同じ名前であるのに、全然違う。
いや、大本は重いボールで渡すのが正統なのかもしれない。
メディシンボールは、実に多彩な使い方ができる万能のトレーニング器具だ。
貧弱な僕の体幹部と、すっかりやせ細った肩周りと腕周りにカツを入れるために、
ポチッとしてみたところ、ゆうパックで注文の翌日に届いた。
有難い限りである。
もうここ何日かメディシンボールと戯れながら、施術前にカラダを温めつつ強化を図っている。
買う時には1kg~6kgまで選ぶことができた。
男は黙って6kgだろう!!!
といつもの根拠の無い自信と意欲が頭をよぎったが、重すぎても扱えないので5kgにした。
大きさは超特大のスイカくらいあって、メチャメチャ重い。
人間の頭部が5kgくらいあると、健康講座でとある整体師が話しているのを聞いたことがある。
あれは、かなりハッタリが入っている。
メディシンボールを持ってみると、頭部が5kgもあるわけが無いことがわかる。
昔筋肉番付でやっていた「ガロンスロー」のように後方に高く放り投げたり、
床に座ってボールを抱えながら身体をひねったり、上体を上下させたり、色んな使い方ができるので、毎日重宝している。
うちの奥さんもこっそり使い出して、寝る前に脚と腹筋を強化している。
もし使い飽きてしまったら、漬け物石にするか、スイカ割りの特訓に使おうと思う。