プロじゃないからこそ試される
昨日は丸一日施術の仕事はお休みにして、地域のイベントの仕事。
もうすっかり旧大井川町民には毎年恒例の行事となった「おおいがわフェア」。
地元大井川商工会青年部として、焼きそばのブースを運営。
地域住民の皆さんのために、フェスティバルを盛り上げて喜んでもらおう!
というのが出店の目的。
青年部員の中には、飲食店や製菓、食品製造の方は居ても、焼きそば屋さんはいない。
誰もプロの焼きそば屋さんがいない中で、どれだけ焼きそば屋になりきれるか!?
ということが試されるのがブースの運営だと考えている。
言ってみれば、僕らは「焼きそば屋」という「役柄」をもらった「役者」である。
鉄板やパック詰め、売り子をするブースは、ステージになる。
そのステージで役者が演じる様子を見て、お客さんは買うか買わないかを決める。
普段は違う役を演じているとはいえ、大根役者ぶりは普段の仕事ぶりを露呈するのだ。
ちなみに、大根役者とは何かを検索してみると、
【大根役者の語源・由来】 大根が白いことから「素人」とかけたとする説や、下手な役者ほど白粉(おしろい)を塗りたくることとかけたとする説など、大根の白さを語源とする説。 大根は滅多に食あたりしないことから、「当たらない役者」の意味とする説。 大根の鈍重な形からの連想など諸説あるが、正確な語源は未詳である。
なんてゾッとする解説!!!!
鳴かず飛ばず、箸にも棒にも掛からぬでは、いかん。
来た人を楽しませて、喜ばせることが僕らの仕事!!
焼きそば屋になる(年に1回か2回)時は、そういったことを頭の中にいつも置いている。
毎年出店しているので、知名度があって買っていくリピーターの方や、お天気にも恵まれて来場者が多かったという強力な追い風もあり、イベント終了の時間を待たずに無事完売!!!
知り合いの方も沢山来て下さって、声を掛けてもらって、こちらが楽しませてもらったことにも感謝。
青年部員の普段の職とは違う、焼きそば屋という役の演じ方も見えて、勉強になった。
今年は風が吹かなくて、焼きそばの粉末ソースが目潰しにならずに済んだのもホッとした。
来場いただいた方々、ありがとうございました!!