バーティカル・フィーリングマッチ
昨日は仕事の予約の変更があったので、
急遽こちらもスケジュールを変更して、午後は富士山でタイムトライアルをやってきた。
御殿場口新5合目から登り、富士登山駅伝の4区は歩き、
5区との中継点でほんの一休みして、GO!
昨日は歩いて5区のスタートに向かう途中で既に小雨が降り、雲も濃くて寒かった。
4区を歩くだけでも脚に来るけれど、
悠長に回復している暇も無いような天候だったので、さっさとスタート。
雨で砂礫が締まっているおかげで、前回よりも登りやすかった。
標高が上がっていくにつれて、寒さも増して、手がかじかんでくる…
一般の登山客は防寒のレインウェアを上下着ている中、
ハーフタイツとタンクトップで一気に3100mまで。
5区4.24km(登り1017m)51’01”
シーズンベストであると共に、試走でのベストタイム。
気温が低かった事と、砂礫が雨で締まっていたので好条件だった。
例年、試走よりも本番は3分程速くなるので、48分~47分はイケる算段が立った。
ただし、雨が多くて砂礫が締まった条件の元では、他の選手もそれぐらいで走るだろう。
するとやはり、46分台で登らないと勝負にならない。
本番までに、タイムを捻り出す策を練ろう。
富士登山駅伝本番の展開は抜きにして、
標高3000mクラスの低酸素下で4.24kmで1017m登るバーティカルのタイムが、
51’01”というのは、悪くない。
鬼岩寺でひたすら基礎練したり、
トラック練習も戻してきたり、
脚の筋トレがタイムになって出てきた。
今回のトライアルは、一切の調整無しなので、コンディション調整して挑む本番が楽しみだ。
まだまだ伸びるよ!!
トライアル後は、寒すぎるので一気に下山。
足を洗っているうちに、本降りになったので、タイミングとしてはラッキーだった。
富士登山競走のシューズも昨日ようやく決定。
当初狙っていた、スポルティバのバーティカル専用シューズ「VK」は、在庫なしで手に入らず。
スポルティバジャパンにはもう無いので、各店舗の売れ残りしかないらしい。
ネットで買えなくはないけど、個体差もあるので、サイズが分かっていても履かずに買うのはちょっとなぁ。
ロードも走れて、岩場でも負けないぐらい硬いやつ!!
カッチカチに硬くて、全然曲がらなくてもいい。
グリップも登りなら関係ないので、軽くて硬いやつ!!
いや、ちょっと違うな。
VKの代役として、ナイキのスピードレーサーか、
元祖プレート入りのストリークを考えていた。
ストリークはラバーが締まる構造になっているのがいい。
この2つは、どっちを履いても間違いない。
富士登山競走の5合目コースでも、山頂コースでも対応できる。
でも、今年のエントリーリストに名を連ねる、
日本のトッププロ選手や、世界選手権代表のランナーを負かすには、パンチが足りない。
僕のような無名の凡人が、プロのランナーをひっくり返すには、策が要る。
手に取ったフィーリング、シューズ全体のバランス、
そして硬さとスピードモデルである事を兼ね備えたやつが、、あった。。。
「THE NORTH FACE Ultra Repulsion Race」
カッチカチやで!!!!!
富士登山競走のゴール後、下ってくる時にシューズが傷みやすいので、
そこは大事に大事に下って、秋のトレイルレースや練習でも使い込みたい。
相談に乗ってくれた、ジャッキーチェン似のおじさんに感謝!!