ハーフ&ハーフ
浅田真央ではない。
半チャンラーメンでもない。
脚の毛を、片脚だけ剃ってみた。
なんて太くて締まりのない脚なのだろう。
片脚なのは、剃るのと剃らないのを比較するためだ。
剃った方が動きが軽い、気がする。
明日は右脚を剃る。
自転車や水泳やってる人は、結構脚の毛剃ってる。
僕も、年に数回ぐらい剃る。
空気抵抗がどうとか、水の抵抗がどうとか、
諸説あるけど、僕は皮膚感覚が変わる事がメリットだと思っている。
ひと回り、ふた回り、車体感覚がスリムになる感じ。
骨で動ける感じがして、結構好き。
それから、空気抵抗を皮膚感覚で捉えることで、
僕らの脳は振る舞いを決めてるんじゃないかという気もしている。
あとは、テーピングを貼れるようにと、傷の手当てがしやすいため。
剃ると言っても、最近は除毛クリームが多いかな。
剃るとチクチクするじゃん?
あのチクチク、嫌いなんだよね。
鳥肌の時にサメ肌みたくなるしね。
だから、あまり剃りたくないというのもある。
永久脱毛できることなら、脚はやりたい。
除毛クリームは、冬の間待ってるのが寒い。
あれは夏限定だ。
それに、冬の密閉された風呂場で除毛クリーム使ったら、
あの独特の溶剤のニオイで死ねる。
思い立って、カミソリで1ストローク剃ったら、もう後戻りできない。
始めたら最後までやること。
ただし、その後のチクチクと、カミソリ負けは覚悟する。
カミソリごときに負けてたまるかと思うが、
カミソリにはまるで歯が立たない。
どんなに慎重に挑んでも、簡単に負ける。
おそらく、タイソンでも、パッキャオでも、メイウェザーでも、
カミソリには負けるだろう。
今日も4カ所ぐらい切ってしまって、
痛くも痒くもない傷跡から大出血してしまった。
明日は負けずに剃れるだろうか。
子どもに、なぜ剃るのかと聞かれて、わかりやすく説明できなかった。
「そのうちわかるよ」
なんて都合のいい言葉だろう。
僕が小さい頃、そう言われた時には、
大人になったらその言葉は使わないようにしようと思っていたのに。
本当に剃る意味が分かるまで、剃り続けよう。
皮膚感覚は、とっても大事。