グリップしないで
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2020/02/IMG_20200212_090320.jpg?fit=432%2C576&ssl=1)
シューズの裏はよく見る。
そこに色んな情報があるからだ。
観察すると、様々なクセが散りばめられているのが分かる。
クセは十人十色、百人百色。
ここではそれは書き切れない。
僕がランニングシューズを選ぶとき、ソールのグリップは重視しない。
トレイルシューズだけはグリップをみる。
ラグの高さによって、面で止めるのか、点で止めるのかが違う。
下りは止めつつも、滑らせたい。
止まらない、滑らないのは困る。
あとは突き上げに対する保護。
これ大事。
ロードのシューズのグリップは、無くていい。
特にガリガリするような、削れるのが早いのは要らない。
(ガリガリしていて削れないという名作も、過去にはあった)
地面に噛んだところで、重心移動に対してプラスにはならない。
捉えてる、という感触が得られるだけだ。
シューズは転がって動く。
蹴って進むのではない。
地面を捉えてはいけない。
摩耗を防ぐアウトソールのラバーだけで、グリップは十分。
ラバーは面で地面に吸い付く。
転がる動きを邪魔しない。
最近は、ラバーのランニングシューズが主流になっている。
ガリガリしたのは、少数派になりつつある。
ソールパターンはガリガリした形状のままでも、材質がラバーのモノも増えた。
耐久性も伸びる。
繰り返そう。
ロードシューズにグリップは要らない。
対して、トラックで履くスパイクのピンは、
重心移動を長くする作用がある。
なぜかニードル型の方が感触がソフトな理由は、わからない。