カラダが熱くなる現象
DIT…Diet Induced Thermogenesis(食事誘発性体熱産生)
いきなり専門用語が入ってきました。
簡単に言えば、食後に体温が上昇してエネルギーが消費される現象のことを指します。
DITは、食事を見る、匂いを嗅ぐ、
味わうことにより神経が興奮して起こる、エネルギー代謝の上昇と、
食事の消化吸収により高まるエネルギー代謝の2つから起こります。
ざっくり言うと、食事をした時の神経の興奮だけでカロリー消費が増える。
更に、食べたものを消化吸収する際も、食べたもののカロリーが消費されるということ。
ガソリンスタンドに給油しに行くのに、ガソリンを使うようなものです。
正常な人の安静状態でのDITは摂取カロリーの約10%と算出されているので、
仮に2000㎉の食事をすれば、うち200㎉はDITによって消費されることになります。
こんなことを書いたのは、
今日は食事をした時に猛烈にカラダが熱くなるのを感じたからです。
これまで感じたことのないくらいの熱さでした。
食事によって、カラダの中で化学変化が起こっている―!
というのを感じる猛烈な熱さで、冷房がガンガンかかっているご飯屋さんの中で、
汗だくになりました。
店のおばさんが「寒くない?」と心配する位の冷風もなんのその。
まさにDITを感じた場面でした。
このDITは、食べる物とその量で熱の産生量が変わります。
その物の質でも変わるようです。
カラダが冷える人は、その食生活にも見直す所があるかもしれません。
しっかり食べれば、カラダも温まり、カロリー消費も起こすことができる!
実は、学生時代に毎日通っていた食堂に、久しぶりに顔を出してみたのです。
今日は午前中は草薙に用事があったので、そのついでに。
久々なのに、僕のことをしっかり覚えていてくれて、
独立して整体師をしていることもわかってくれていました。
カツ丼の大盛りを食べながら、僕は汗だくになり、
おばちゃんの股関節の調子が悪いので股関節の問診が始まり…
出来る限りのアドバイスをしてきました。
おばちゃんが元気で居てくれないと、学生が困る。
僕も困る。
フラッと寄って食べた久々の1杯のカツ丼。
そこには色んなものが詰まっていました。
また食べに行こう。
次は、鉄火丼の大盛りかな。
感じたことないカラダの熱さに驚いた、日曜のランチでした。
しっかり説明して施術する整体院
からだ工房らくだ