やることリストに線を引く
手帳には、時々こっそりと確認するページがある。
そこには、自分がやりたいことや、通過点が書いてある。
達成した所は、ペンで消していく。
リストは深く考えずに浮かんだことをやたら書き出しているので、
全部覚えているわけではない。
むしろ、覚えていないようなことの方が多い。
振り返ってみると、気が付くと達成しているのは、
覚えていないようなことだったりする。
こんなこと書いてあったのかというようなことを、気が付くとクリアしている。
細かくスモールステップを書き出すと、表層の意識には残らない。
けれど、人間は目的と目標と方向性を持っておけば、日々進歩していくことができる。
自分が絶えず目標に向かっているのかを見失わないために、リストのチェックは欠かせない。
そんなリストの中で、どうにも現実味を帯びて来ないのが、
意気込んで書いた目標である。
意気込んで書いたものほど、あまり近づいている感じがしない。
これを高望みというのだろう。
自分の頭の中を整理するために、片っ端から浮かんだことを書き出していくと、
高望み系のものは必ず出てくる。
高望み系の特徴は、それを書き出した時既に「夢の話」として諦めているような所がある。
顕在意識ではリストに挙げていても、深層では「自分には達成不可能」と思っている。
自分の中のエネルギーが働いていかないのも当然である。
できっこないと思っていることに、力が出るはずがない。
出来ることは、全部やる。
来年のやることリストを、来年の年末に全て塗りつぶすことがひとつの目標である。
その前に、まだ今年が残っているので、12月も全力で駆け抜けますー!