そろそろ、ヴェイパーフライの話をしようじゃないか①
寒くなる程に、ランナーの心肺機能は息を吹き返し、
重かった体は動きを取り戻す。
暑い時に走れなくて、疑心暗鬼に陥っていた自分の走力が戻り、
多くのランナーが心を落ち着かせる10月の終わり。
世界選手権やベルリンマラソン、シカゴマラソン、
INEOS(フルマラソン2時間切りチャレンジ)といった、
世界トップクラスのレースを席巻したのが、ナイキのシューズ。
ズームXヴェイパーフライネクスト%
プロトタイプ「αーFLY」
ドーピングシューズだとか、
反則だとか、
邪道だとか言われて、
アンチも多い。
そろそろ、このシューズについての話をしてもいい時期だなと、
最近ジョグをしていて考えていた。
シューズアドバイザーが書いた記事が、
Discoverで上がってきたり、
YouTubeでレビューしてたりするのを見て、
黙っていられなくなった。
ちょっと、酷いなと。
酷過ぎるなと。
アンチでも、評価する側でも、的外れなことを、振り撒くなと。
固定観念というか、メカニズムの不理解というか、
映像と実物を、もっとよく見ろと言いたい。
ヴェイパーフライのシフトダウンモデルの(個人的にはそう思ってないけど)ズームフライ、
ネクスト%の前のモデルのヴェイパーフライ4%フライニット、
そして、ネクスト%を履いて、実際にトレーニングもレースも走ってきた。
シューズの形状、材質、構造が、どんな意図で設計されているのか。
それを分析すると、ヴェイパーフライが、
どれだけ「ナチュラルなシューズ」であるかが分かる。
ナイキは気が付いたのだ。
今までの概念と理解が間違っていたと。
ナイキのスゴイ所は、改善のスピードが桁違いのところ。
多少粗くても、速い仕事で改良を繰り返す。
日本だけが、おかしな概念と理解に冒されて、固定観念から抜け出せない。
故障と不調が多いランナーほど、思い込みも強い。
これからシリーズで、「そろそろ、ヴェイパーフライの話をしようじゃないか」を書いていく。
体の構造、仕組み、働き。
ヒトの基本動作である歩く、走る。
そこにシューズがどう影響するのか。
どこにも書かれていない、本当のこと。
これ、有料記事にしたくらい。
続きはまた。