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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

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そろそろ、ヴェイパーフライの話をしようじゃないか②

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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「クレイジージャーニー」に出る事を目標に生きてきたのに、

番組が放送打ち切りになって、途方に暮れているムラタです。

この際、「マツコの知らない世界」に鞍替えしようか。

 

どーでもいい?

え?何の話だっけ?

 

あ、そうそう、ヴェイパーフライがテーマだった。

まだ序章にしか過ぎないのに、既に大反響を頂いております。

そろそろ、ヴェイパーフライの話をしようじゃないか①

では、どうでもよくない話を進めて参ります。

 

今日は、ヴェイパーフライの反発について。

ヴェイパーが批判される理由として、

カーボンプレートと、ズームXフォームの組み合わせによる「高反発」が挙げられる。

 

この2つの素材の組み合わせが、推進力を生み出している・・・

というのは、実は大きな勘違い。

カーボンプレートと厚底の構造が、イメージと理解を歪めている。

 

結論から言うと、カーボンプレートもズームXも、全く推進力を生み出さない。

思い出して欲しい。

この地球上では、与えたエネルギーしか返ってこないという事を。

 

10の力で押したものが、15になって返ってくる事はあり得ない。

ランナーが地面に与えた力が、

ヴェイパーフライというシューズを介して、

増幅するなんてことは、絶対にあり得ない。

 

運動の第3法則「作用・反作用の法則」である。

運動とは、物理学だ。

中学校物理。

最低限、これを忘れないで欲しい。

 

ヴェイパーフライ論議では、この法則を置き去りにしているばかりに、

とんでもない方向に話が進んでいる事がある(というか、ほとんどがそう)。

 

ヴェイパーフライは、反則でもドーピングシューズでもない。

 

では、なぜヴェイパーフライと従来のシューズは、見過ごせない程の差があるのか。

その差は、接地反力のリターン率の問題と、カーボンプレートとズームXの「形状」にある。

 

カーボンプレートが押し曲げられて、

その反発で進むという勘違いが蔓延っているが、そうではない。

 

あんなペラペラのプレートで、何千何万回も跳ねるという発想がどうかしてる。

フォアフットじゃないと履きこなせないとか、

履き手を選ぶとか、そいうった勘違いも、プレートの役割の勘違いから来ているようだ。

 

カーボンプレートの役割は、ガイド役だ。

プレートが、転がる動きを阻害しないように、案内してくれている。

 

ヴェイパーフライのプレートは転がりを作るのに対して、

従来の薄底のマラソンシューズは、反発を追究してきた。

反発力とクッション性という、

相容れないものの絶妙な融合こそが正解であると、

信じてきたのがこれまでの薄底のシューズ。

 

実は、それが人の体にデザインされた動きを阻害し、ロスを生んでいた。

 

次回は、もう少し反発について書いてみたい。

続く。

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