世の中はクレイジーが創る

春なので、タラの芽や、ハマボウフウを食す。

タケノコも掘って、炊き込みご飯にしたり、

天ぷらにしたり、ワラビも食べる。

 

タラの芽とハマボウフウを天ぷらにしながら、

ふと思った。

 

これ最初に食べようとした人、クレイジーだなと。

食べられるって知らなかったら、まず食べないだろうなと。

 

形からして奇妙。

食べるまで美味いかマズいかもわからず、

ものによっては命の危険さえあるのに、

食べちゃった人、誰！？

 

どこかの誰かが、最初に食べてみて、

これイケるよ！！

お腹も痛くならないし、むしろ元気出るよ！！

と言いふらしたから、こうして僕らが食べているわけで、

ネットも本も無い時代に、

 

最初に食べた誰かさんは、相当頭イッちゃってる。

だって、タラの芽なんて、

鬼の金棒の１０００倍位鋭いトゲで一面覆われた木だし、

ハマボウフウは浜辺の草！！

 

他にももっと食べ物あるだろうに。

わざわざそれ、食べちゃうの？笑

 

タケノコなんてそのまま食べたらえぐいだけで、

猛烈にマズいのに、アク抜けば食べれるぞって発見した人、誰？

渋柿を干したら美味くなるって、見つけた人、誰？

その執念、ヤバいね(笑)

 

なぜ食べようと思ったのか、

その経緯を詳しく聞いてみたいくらいだ。

 

科学もネットも無い時代に、

数々の試行錯誤を繰り返して、経験的に導いてきた先人たち。

あなたたち、クレイジーだよ！！！

 

考えてみれば、世にあるスタンダードなものは、

数々のクレイジーな人たちが発明、発見してきたもの。

普通じゃない普通を持って、

その視点や執念や、発想が、時代を作ってきた。

 

この間、「クレイジージャーニー」を奥さんと観ていて、

「この人たちに比べたら、あなたはまだまだ普通だわ」って言われて、

僕もまだまだ振り切り方が足りないと反省した。

 

既成概念をぶっ壊せ、常識を覆せ。

お腹いっぱい天ぷら食べたら、

クレイジーな人たちに感謝の念すら湧いてきた。

 

焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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