故障しないために
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2018/02/14500135377952.jpg?fit=581%2C775&ssl=1)
今日の昼過ぎ、ふとTVをつけてチャンネルを変えると、
別府大分毎日マラソンの中継をやっていた。
30kmからのスパートと、デッドヒート、
抜きつ抜かれつの仕掛け合いに、思わず釘付けになった。
日本人トップの園田選手(総合2位)は、
最後のスパートで競り負けはしたものの、
驚異的な粘りとその執念には目を見張るものがあった。
解説を聞くと、園田選手は高校・大学時代は故障が多く、
目立った成績は残していないという。
「黒崎播磨」という実業団に所属する位なので、
目立っていないとはいえ、相当な実力はあるはず。
ただし、実力があっても試合前に故障したりして、
思うように結果を残すことができないというケースは多い。
園田選手も学生時代は故障に泣いた。
しかし、実業団に入ってから5年間、一度も故障が無いらしい。
それは、マラソン練習に取り組んだからだと、本人が話していたらしい。
僕自身、マラソン練習は身体作りには最高だと思っている。
身体を壊れにくくする、故障に強くなるにはマラソン練習が一番。
走り込んで体がすり減っていくということは、幻想だ。
マラソン練習でベースが出来ていないと、故障する。
距離を走ると故障する。
ペースを上げると故障する。
それは走ることが悪なのではなく、
段階的に体を作っていないから、負荷に耐えられないだけだ。
しっかり走りたいなら、
少なくとも3カ月単位、欲を言えば3年は欲しい。
関節と腱、靭帯を強化して壊れない身体を作ることが必要だ。
筋肉の出力を上げるのは、それから。
関節や腱や靱帯が強化される前に、
距離もペース伸ばすと、
たちどころに痛い部分が出てくる。
マラソンに一足飛びは無い。
ベースが出来てきたら、怖いものはない。
大事なのは量ではなく、いかに慣れるかということ。
段階を踏む、徐々に慣れる。
マラソンではこれが大事。
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
〒421-0201 焼津市上小杉269
080-3288-7235(代表 村田稔明)
営業時間 9:30~20:00
定休日 第3日曜他