食事に「制限」はナンセンス、避けるのは「砂糖」

ブログでは度々食事のネタを書いてきた。
それは、あまりに要らない情報が多すぎるから、
それからカラダを蝕んで壊していくものの危険性が認識されていないから。
日頃は出来る限り形のあるものを、形の残ったまま食べるようにしている。
特に加工品に含まれる「砂糖」は最小限にして、油(脂)は積極的に摂るようにしている。
1gあたりのカロリーが高い油は、少量で必要な熱量を得られるのでとても貴重な栄養源だ。
カロリーが足りなくなると、筋肉のハリが無くなり筋張ったビーフジャーキーのようになる。
出力(瞬発力、筋力、筋持久力)が低くなり、熱を生み出さなくなり、代謝の悪いカラダになる。
肌はガサガサ、髪もガサガサ、すぐ疲れる。
「砂糖」はなるべく避けて、カロリーを補給するには油を摂るしかない。
施術の際に筋肉のハリ感から、おおよその食生活や運動量まで、ほぼ想像ができるようになってきた。
人体の70~80%は水分から成り立っている。
細胞が水を保持し、水が漏れ出さないのは細胞膜があるおかげだ。
その細胞膜は脂質からできている。
脂質不足のカラダが、弾力の無いカチカチの筋肉になっていくのは、水分を保持することができないから。
油は質にこだわれば積極的に摂るべし!
よく有酸素運動で、20分後から脂肪が燃え始めるとかいうことを言うインストラクターがいる。
あれは全くのガセネタで、座っている状態でも生命維持のためには常に脂肪が使われている。
そもそもが、無酸素運動というものは厳密には存在せず、100m走でさえ「有酸素運動」である。
酸素消費が著しく激しい運動では、
足りなくなる酸素(酸素負債)を賄うために優先的に体内の糖が使われる。
正しくは、糖を使う(解糖)激しい運動こそ、真の有酸素運動である。
にわかインストラクターやなんちゃってフィットネストレーナーに騙されてはいけない。
形あるものを、できるだけ形あるまま食べる。
消化に負担のかかるものは、潰したり濾したり、絞ったりして、消化しやすくして食べる(例えば納豆や豆腐など、モチも消化が良い)。
材料の形の残っていない「加工品」は、出来る限り避けたい。
この手のものの多くは、砂糖が多く依存性がある。
加工品を好む人をよく見ていると、カラダに必要だから食べているのではなく、砂糖依存症になって脳が禁断症状を呈しているのがわかる。
欲求を満たす程にカラダが蝕まれ、壊れていく。
甘い誘惑を許すのは、ご褒美程度にしておきたい。
面白いことに、しばらく形あるものを食べるようにして、加工品を避けていると、以前は普通に口にしていた加工品が美味しく感じなくなる。
砂糖と添加物にいかに味覚がマヒして脳を蝕まれているかわかる。
お米も魚も肉も、現代では手に入れるのに苦労はしなくなった。
油もそれなりの場所で自分で選べば手に入る。
ただし、これからの季節は葉物が極端に少なくなる。
葉物だって形あるものをバリバリと食べると、生命力がチャージされる。
食卓に彩りと香ばしさが加われば、喜びもひとしおだ。
口にするものは選ばなければならない。
しかし、制限する必要は全くない。
あー、今日も書き過ぎた。