製造中止のお知らせ

身近な発酵食品と言えば、味噌や漬物、醤油、納豆。
パンも発酵が大事。
他にも色々ある。
その中で、最近は納豆を作っていた。
作っていた。。。。
うん。
やめた!!!
臭すぎてー!!
苦情と共に、僕も決断を下した。
味は良い。
でも、製造過程が臭過ぎる!
納豆って、3パックとか、MAXでも4パックでしか売ってないでしょ?
朝昼晩とか、家族で食べたら、1日で1セット、2セット無くなる。
もっとムシャムシャ食べたい!
納豆の大容量とか無いの?
大体1パックが30gとか40gって、少な過ぎない?
なめてんのか!?
(急にケンカ腰)
ナイナイ。
そんなのナーイ。
無いなら、作ればいい!!
でも、大豆を水に浸して、指で潰れる位まで煮るみたいなことは、
毎日はメンドクセー!!
じゃあ、水煮の豆でいいんじゃね?
どうせヨーグルトメーカーで45℃に設定するし。
シェーカーに水煮の豆入れて、そこに市販の納豆を投入。
全体に菌が行き渡るように混ぜて、放置(24時間)。
1回目は発酵が行き渡らなかった。
納豆菌は好気的環境で活発になるので、空気に触れさせなければならない。
蓋閉めてたから、発酵がイマイチだったんだよね。
納豆は縦型の容器じゃなくて、平らにするのが一番上手くできる。
2回目以降は、キッチンペーパーをかけて、輪ゴムで止めて、
ヨーグルトメーカーのカバーもずらしておいた。
時々見ると、豆の表面がどんどん菌糸で覆われていくのがわかる。
テンション上がるー!!
でもキッチンの角から納豆臭が発生し、発酵が進む程にリビングまで臭い!!
シェーカーの底の方が空気に触れるように、時々混ぜる。
なお臭い!!
腐ってる!
と思っても、僕のお腹は全く痛くならない。
むしろ、体調はどんどん良くなっていく。
納豆菌が僕の体を支配しだした。
24時間経ったら、落ち着かせるために冷蔵庫へ。
生きているので、蓋はキッチンペーパー。
はい、冷蔵庫全体が臭い。
毎日それを製造し続けた。
ちゃんと納豆作れるじゃん。
というのは、最初だけの感動だった。
あんなに直ぐ無くなると言っていた納豆のパックが、減らなくなった。
納豆を買わなくなった。
1回で3日分くらいの納豆を作るので当然だ。
納豆の豆は、小粒だ。
水煮の豆は大きい。
僕の作った納豆は豆がゴロゴロしていて、とっても食べ応えがある。
なぜ市販の納豆が小粒か分かった。
ゴロゴロしていると、納豆だけでお腹いっぱいになって、ご飯が食えない。
本当だ。
納豆の臭いは、しばらく嗅いでいると感じにくくなる。
でも、外から帰ってきた時のオイニ―が凄すぎて、
製造中止を決意した。
水煮の豆が沢山余ったので、ちょろっと味付けして食べてみた。
美味い。
わざわざ納豆にする必要が無いということに、だいぶ遠回りして気が付いた。
家で納豆は作るな。
買え!