自分のカラダも見直してみる
整体師として仕事をしている自分自身にも、カラダのクセはあります。
歪みもあります。
自分のカラダの感覚に集中して、
いつも気を遣ってカラダの状態やクセを感じるように心掛けています。
ここに意識を置くと、いい感じ。
この感触は動きがいい。
滞りなく動けているな。
そう感じる時もあれば、いい状態を見失う時もあります。
「あー、あれ、どうすれば再現できるんだろうか。。。」
今はバランス悪いな、
感覚が良くないな、
毎日毎日、そんなことばっかりを考えています。
試行錯誤を繰り返しながら、感覚を言語化して、
再現性と普遍性を持たすことができるかを、無い知恵をひねって思案しています。
「いい状態を感じられない施術者に、いい施術が出来るはずがない」
当たり前のようでいて、施術者が一番忘れがちのことだと思います。
僕がカラダの感覚の違いを特に感じるのは、何でもない日常の動きです。
ポットをつかんでお湯を注ぐとき、
掃除機をかけるとき、
浴槽を洗う時、
ゴミを出しに行く時、
パンツを履く時、
子どもを抱いてお風呂に入るとき&出る時
等々、、、、
足の感覚、脚の感覚、背中の動き、呼吸の感覚
いいバランスの時は、楽に動くことができるし、動きの良さも感じます。
しゃがんだり立ったりする時は、それを味わうチャンス。
「よっこいしょ」
実はこの一言が出る時ほど、調子が良かったりします。
息が詰まって言葉が出ない時は、上手く力が伝わっていなかったり、感覚が鈍っている時。
最近、色んな日常動作が楽になる感覚をつかみながらも、まだまだ整理がついていません。
身のこなしや、日常の動作には明らかに技術というものが存在しています。
昔ならそうしたものは生活の中で「作法」として伝承されていましたが、
現代人はそもそもの「カラダ」を忘れてしまっていることが多い。
楽なカラダを造っていくためには、まずは自分自身の感覚があってこそ。
カラダの歪みと、整体の技術と、身体感覚と、構造と仕組み、
それぞれをつなげていきたいですね。
明日は勉強会のため、終日お休みを頂きます。
よろしくお願いします!