有度山トレイル2021
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最も忙しい土曜日を休みにして挑んだ、今日のトレイルレース。
4連覇をかけて。
年々レベルが上がる大会。
3連覇は、スレスレのところをかいくぐり逃げ切ってきた。
結果、4連覇ならず。
山を降りてからのロードで7秒・・・
圧倒的なスピードの差を見せつけられた。
1位と3位は静大生。
後輩が活躍してくれるのも頼もしく思いつつ、
こんなに悔しいのも久しぶりだ。
思い返すと、反省すべきところは山ほどある。
先頭のスタートからの飛び出しに付かなかったこと。
尾根を走るテクニカルな区間で追いついたものの、
そこは引き離すべき区間だったのだ。
相手からすれば、飛び出しの貯金は、
テクニカルな区間のロスタイムを埋める時間を、
前借してあったに過ぎない。
登りでは差が付かず、後半はテクニカルな場面は無い。
この時期は登りもスピードも仕上がっていない自分に、
並走している時点で勝ち目は無かった。
有酸素能力の基礎作りに重点を置いてやってきた分、
打ち上がる感覚は無かったが、
瞬発的な動きは全くもって錆び付いていたし、
登りもキレが無かった。
止まらないが、回転数が上がらない。
この間も書いた、自分のメイン課題である。
今年はメイン会場の公園の工事で、例年よりも600mほど距離が短い。
その分を加味すると、今年のタイムはそれほど速くもない。
作戦ミスと、キレの無い体。
それに加えて、山を降りてからの最後1kmのロードでスパートをかけられた時、
もう一段深い集中状態に入れなかった。
今考えると、付けないスパートでは無かった。
そこでアクセルを踏み込む事をためらったのだ。
僕の集中力は全く切れてはいなかったけれど、
もう一段深く入り込む勇気が無かった。
僕は序盤からレースの流れを読み間違えていたし、
自分の中から力を引き出す集中状態にまで持って行けない。
相手は5000m14分台の学生ランナー。
走力が高いランナーが相手になると、少しでもミスをすれば致命的になる。
コロナ禍でみっちりトレーニングを積めてはいるが、
レースにならないと分からないことや、
レースでないと経験できないコトがある。
やらなきゃいけないことが明確になった。
筋トレもダッシュもゴリゴリにやるぜ。