慣れの2面性
この間の「大井川の支流」のインドカレー屋は、一体どこにあるのか!?
という話を、ここ1週間の間に何人にも聞かれた。
僕の中では「いやいや、すぐそこにあるでしょう!!」という感覚をだった。
国道150号線沿いの、マクドナルドの隣である。
毎日のように通るので、オープン前の改装中から開店の日を待っていた。
看板の色やトレードのカラーも独特なので、目につきやすい(と思っていた)。
ところが、大勢の人がそのカレー屋の存在をスルーしているのだ。
カレーを食べる食べないの話ではなく、見えているのに見えていないのだ。
その場にカレー屋があると思っていないので、目に入っていても意識に認識されないのである。
すぐ目の前にあるにも関わらず、気が付かない。
(隣のマックの存在感が大きいのもあるかもしれない)
見慣れた光景に対して、さほど注意を注がなく見るというのが人の習性だ。
また、見慣れた光景だからこそ、ほんの少しの変化にも気が付くということもある
カレー屋ができてから1週間、すっかりいつもの光景の一つとして見慣れてしまった。
カラダにも慣れというのがあって、異変が起こって「何かおかしい」と思うことも、
長い間放置しておくと「当たり前」になってしまう。
「感じなくなる」「気が付かない」「わからなくなる」のは恐ろしいこと。
慣れるなら、異変に気が付く慣れでありたい。
今日もありがとうございました!
「からだ工房らくだ」