感覚は裏切らない
「感覚です」
この言葉は、必ずしも現実を反映していなかったり、
多少の誤差があることを意味している反面、
繊細さや緻密さを的確に捉えているという意味も持ち合わせています。
整体を生業としている僕にとっても、感覚はもちろん大事。
カラダに起きている現象を、感覚で捉えながら筋道を立てて整理していく。
より繊細にカラダを捉えられるように、積み重ねの日々を送っています。
大井川のマラソンコース「リバティ」の島田市にかかる部分には、
200mごとに道標になる石碑のようなものが設置されています。
東海道の宿場町の名前が、順番に200mごと石に刻まれています。
「印の石は、200mごとにある」
これが、島田のマラソンコースで練習するランナーの常識であり、
定説であり、それを知っていることがステータスのようでもありました。
今日の夕方、コーチをしているクラブの練習会を一瞬抜け出して、
400mのスピード刺激を2本。
会員さん、休息の間に目を盗んでコソ練してごめんなさい。
標石から2つ先の標石で丁度400mのはず。
感覚的に、69秒~70秒のペースで刻みました。
ところが、実際には75秒…笑
同じ所を、同じ感覚でもう1本…75秒…
僕が走れていないのではなく、確実にこの400mは400m以上ある(笑)
ということは、その前後の標石の位置関係も相当怪しい。
大体200m毎ってことだったのね。
これは、GPSや計測器で計ったらすぐわかることでしょう。
先入観や、前提に左右されると、確かさを失う。
これからも、感覚を大切にしていこう。
30日はいよいよ島田大井川のフルマラソン。
今年の集大成として、最低でも2時間40分は切ります。
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