回転率×商品力

もうええでしょ感が漂う静岡県です。

世はまだまだ緊急事態宣言の最中。

さなか。

もなかではございません。

 

飲食店の営業自粛、休業要請、からの苦肉の策のテイクアウト。

それを支援しようと、各地でエール飯なるものが立ち上がった。

営業できない飲食店を支援、応援しようという流れ。

 

休業要請が解除されてからも、

当面の間はテイクアウトを続ける、というお店がある。

感染対策としての面もあるが…

 

実際のところ、テイクアウトが繁盛し過ぎて、

店内での営業をする必要が無いという、

無双っぷりを見せる店が出てきた。

 

このお店、休業要請が出る前、

街から人が少なくなるタイミングでも、

満員御礼という無類の強さも見せていた。

 

そんなお店が、テイクアウト始め、

店内飲食にかかる滞在時間をゼロにした。

回転率という壁が取り払われた。

 

席数と時間の関係から、１日に入れる客数には限界があるのだ。

テイクアウトによって、その数字が飛躍的に上がった。

回転率という、１日にさばける数の壁を取り払うというのは、画期的なことだ。

 

また、食器の片づけや配膳の労力をカットできる。

ボックスやケースといった梱包の資材は必要だが、皿は洗わなくていい。

メニューだって、絞れば作る方も楽だ。

 

更に、今は商品力のあるものは、とてつもない勢いで拡散される。

見栄えの良いこと、味が確かな事、買って喜ばれるもの。

そういった、本物は、新型コロナウイルスを凌駕する勢いで広がっていく。

 

一昔前の、注目を集めて話題にするマーケティング戦略は、もう終わった。

商品力のある、本物でないと、生き残っていけない時代になった。

いい意味でも、悪い意味でも、広がるのはあっという間。

 

ネットでの情報発信がゼロベースになった今、

本物であるかどうかということが、

とてつもなくシビアに試される時代になった。

 

門外不出だった、店内でしか食べられなかったものが外に出ると、

敷居が一気に下がる。

店の格式が下がったのではなく、客側のイメージが変わるのだ。

それによって、店の格式はどんどん高くなっていく。

 

それをテイクアウトできることで、味の満足感と共に、

感動という体験、経験、ステータスまで与える事ができる。

 

毎日、完売御礼。

そりゃ、店舗営業しなくても、テイクアウト続けるよね(笑)

時間も短くて済むし、ロスも無い。

 

テイクアウトによって「回転率×商品力」を高めたお店は、

このご時世において、大変に繁盛している！！

 

という分析を、

非常に回転率が低く、

施術という形として残らない、

全く対照的な整体屋がしてみた。

 

あー！買いに行こ！！