別れは突然に
福岡国際からもう1週間。
この一週間、トレーニングらしいトレーニングはせず、
気ままに走り、昨日と今日は走っていない。
おかげで、かなり体は楽になって、結構太った気もする。
オフも取ったし、そろそろトレーニング再開!!
と考えていた矢先、悲劇は起きた。
灯油のポリタンクが車内で転倒し、中身をぶちまけてしまった。
いつもなら倒れないように、入念に固定するのに、
昨日は固定が甘かった。
ご想像の通り、車内は灯油臭地獄である。
犠牲になったのは、
愛車のカーペット、
ブルーシート一枚。
革の手袋一組、
バスタオル一枚、
そして、ズームフライフライニット(ZFFK)。
ケチをつければ、いくらでもつけられるシューズでありながら、
僕のフルマラソン2時間34分と、ハーフマラソン1時間10分は、
いずれもZFFKで出している。
今年の春は、倍以上の値段のヴェイパーフライよりも、
安くて、重くて、癖のあるZFFKが活躍してくれた。
トラック練習でもロード練習でもこき使い、
コシが抜けて柔らかくなってきた今も、
まだ履き込もうと思っていた。
まさかの灯油漬け。
洗っても洗っても、取れないヌルヌル。
そして、ニットのアッパーが、灯油で変性してしまった。
残念だが、シューズはお別れするしかない。
少なくとも1000kmは軽く走ってきた相棒との別れは、寂しいものだ。
シューズは消耗品でありながら、パートナー。
手袋も、タオルも、シートも、合わせて火曜のゴミの日に出すしかない。
車だけは、意地でも灯油臭を消してやる!
布と新聞紙でひたすらカーペットを叩き、吸い取れる限界まで処理した。
あとはパーツクリーナーと洗剤の合わせ技で、ひたすら叩く!!
ブルーシートが大半の灯油の受け皿になっていたこと、
カーペットの上に敷いてあるマットを、
汚れ対策でラバーマットにしておいたおかげで、
被害が最小限に住んだ事が、唯一の救いである。
ごめんよ、ズームフライ。
ありがとうズームフライ。