出会いと別れ

今日は、自慢からさせてもらおう。
え?
いつもだって?
聞きたくない?
まぁそう言わずに、少しだけお付き合いを。
からだ工房らくだには、どんな人が来るのか?
どんな人が多いのか?
そんな質問をよく受ける。
が、僕はその答えには、これまであまり上手く答えられなかった。
なぜなら、来てくれているクライアントを、
年代や性別や、悩み、希望、症状では、全くもってくくれないからだ。
どんな人が来ているか?
という質問に、どんなって、どんなですか?
って逆に聞きたくなる。
例えば、「ラグビーの日本代表は来ているか?」
と聞かれたら、来て欲しいけど、今はまだ来てません。
と答えられるし、
「どんな職業の人が来ているか?」と聞かれたら、
例えば教員、鰻屋、山葵屋、花屋、石屋、
主婦、モデル、声優、TVプロデューサー、学生など、
もっと色々ある、と答えられる。
マンション30棟を所有し、不労所得で生活している人もいる。
質問がアバウト過ぎて、何を求めているか分からない。
そんな事が頭をグルグルまわり、答えに窮するのである。
怒ってる?
怒ってないです。
え?
自慢話はどこ行ったって?
そうそう、そうだった。
自慢するつもりだった。
僕の整体院には、上客しか来ない。
どんな紹介でも、口コミでも、HPからでも、上客しか来ない。
これは開業当初からずっとだ。
整骨院、接骨院の施術では納得しない。
60分2980円のもみほぐしでは、もっと納得しないし満足しない。
そんな方たちが、足しげく通ってくれている。
おかげ様で、僕はそんな方たちに自分を知ってもらって、
使ってもらって、育ててもらっている。
本当にありがたい事だ。
経験を積むほどに、提供できるものも上がっていく。
なぜ、今日の題名が「出会いと別れ」なのか。
これまで何年も、僕の整体を使ってくれていた方との、別れである。
理由は、転勤!!
こればかりは仕方ない。
愛媛→広島→ここ静岡のド田舎→今度は香川へ。
僕の所へは、静岡にいた3年、ずっと通ってくれた。
とても仕事の出来る方なので、新天地でも大活躍するだろう。
施術する側の僕が元気をもらい、毎回楽しませてもらうような、そんなお方。
今日は転勤前、最後の施術だった。
こういう事もあるのがこの仕事なのだ。
寂しくなるなと思いながら、出会いに感謝して、お礼を言って送り出した。
以上、自慢話でした。