レビューはうわさ話
僕はここ最近、ネット上でも全くレビューのついていないモノを幾つか買った。
それも、わざとレビューがついていないモノを選んで買った。
参考にするのは、メーカーの公表している情報のみ。
その情報も加味しながら、実際に手に取って触れてみて、
質感や性質を感じ取って判断をした。
今はオンライン上で色んな情報が有りすぎる。
買う前に、まずはレビューを見るのが当たり前になっている。
そんなレビューを読みまくっている「にわか評論家」は数知れず。
体験したこともないのに、あたかも自分は知り尽くしているかのように、
ネット上の情報を語りたがる。
情報を集めた気になっていても、
それは「情報汚染」され、刷り込みをされたことに気が付いていない。
体験が伴っていない、空想に過ぎない。
僕から言わせれば、レビューは噂話に過ぎない。
噂話を元に物事を判断するのは、言うまでもなく危険が伴う。
生きることはサバイバル。
サバイバルには正確な情報が欠かせない。
なんて言うと大袈裟だが、肩書や能書きは物事を判断するのには邪魔くさいのだ。
自分の目で見て、触れて感じて、判断することで、
初めて良いモノに出会えると思っている。
今のご時世、肩書や能書きが仰々しいものほど、
実際には中身が空っぽということはよくあるものだ。
レビューの無いものを、いち早く手に入れてみる。
食べログにも載っていない、名店を見つけてみる。
自分の肌で繰り返し判断していくと、モノゴトを見極めるチカラが自然と付いてくる。
頭でっかちにならずに、ナチュラルにこの世界を眺めたいね。
オンライン上の情報の波に呑まれて、悩むいい大人を見て、
気の毒に思うこの頃。
ニューバランスの「HANZO」シリーズは、レビューが無いからみんな手を出さない。
僕は真っ先に手に取って履いてみた。
これまで数えきれない程のシューズを履き潰してきたけれど、間違いなく最高傑作。
トレーニングモデルの「T」でさえ、レースで十分使える。
30km走も、キロ3’30”のペース走も、キロ2’50”のスピードトレーニングも、
全部ストレスフリーでカバーできるシューズは、他にない。
ということを書きたいがために、最初から引っ張ってみた。
これもまた、レビューだけどね(笑)