レビューと消費者心理とリスク管理
トレーニングをきっちり管理し、カラダのレベルアップを図るために、
新たなトレーニングパートナーがお嫁に来ました。
ポラール社から新たに発売されたポラールM200です。
心拍計測ができるGPSスポーツウォッチで、活動量計やスマートフォンとのリンクもできます。
こうした電子機器は、Amazonや色んなサイトのレビューを見て買う人がほとんど。
M200にはまだほとんどレビューが無く、みなさん遠巻きに見ているようです。
「リスクは避けて安心したい」
みたいな消費者心理は、あるのは当然。
食べログやエキテンでは、レビューを載せて消費に結びつけているわけです。
いいレビューが集まる程いい撒き餌になるわけで、消費者は安心します。
最近ではいいレビューばかりやたら数を載せているページが多くて、
そんなページを見ると不自然で「気持ち悪!!!!」と思ってしまいます。
誰かに行かせたり使わせて、
それから自分がどうしようか決めるみたいな魂胆は、僕は大嫌い。
僕だってエキテンに掲載してますけどね(笑)
安全を求めて安心したいがために、リスクを避けようとするのは、ある意味当然。
それは、知性、知能で判断しているのではなく、危険を避けようとする動物的な本能です。
ネット社会に移行してきてからというもの、
少なくとも日本人の知能や情報認識力、
状況判断能力というものはものすごいスピードで低下しています。
自らの目で見て、触って、使ってみて、自分の頭で考えて判断するということを、
ほとんどしなくなっていて、動物的な脳が発達してきています。
ネットのレビューを見て、誰かが書いたりしているのを読み漁るのは、
情報収集でもなんでもなく、実は自分の判断能力を退化させていることなのです。
場合によってはそこで洗脳をかけたり、恐怖心を煽る情報を流したりすることも、
この世の中では当たり前のように行われています。
そもそも、レビューを見るような状況であるということは、
現状を変えるという必要性や、欲求があるからこそのはずです。
レビューが無いと行動できないようでは、現状維持に留まるか失敗維持に留まっており、
ネットで情報を漁ることもまた同じ。
いいレビューはそう、売り手の撒き餌でしたね(笑)
実は僕のブログの特徴は「いいらしいですよ」というレビューを流すのではなく、
直接判断をすることができる人間だけが理解できるように構成しています。
少なくともこのブログを読んでいる方は、動物脳とは正反対の知性の持ち主です。
さて、悪口はこのへんにして(笑)
僕がM200を買ったのは、
ポラール社は心拍計測の技術においては、世界ナンバーワンという信頼があったからです。
実は、GPSによる距離計測やペース計測、スマホとのリンクなんてどうでもよかったのです。
運動中に正確に心拍を計測できるランニングウォッチを探していて、ポラール社からようやく使いやすいものが発売されたので購入に至りました。
計測項目や、表示項目は自分でプログラムするので、まだ使い慣れていません。
起動やアプリとの同期の問題や、耐久性、誤作動などの問題は、
今後間違いなく発生するでしょう。(今のところはその機能の高さに驚くばかり)
問題が起こることも勉強だし、失敗することでよりいいものに巡り合えることになります。
それ以上に、M200が壊れるまでに僕に残る恩恵の方が、製品トラブルよりも何百倍も価値があります。
M200は、既にその値段以上の生産性、価値を発揮してくれています。
レビューを参考にしていたら、購入もしていなかったでしょうね。
さてさて、今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!