アーティストになる
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9月ももう、おしまい。
期間限定でのかき氷はメニューから消えて、
ペナントレースは優勝が決まり、
稲刈りが真っ只中で、
柿が少しずつ黄色くなってくる。
そんな季節に、僕は開業した。
2014年の10月1日。
もう少しで、丸5年。
6年目に入る。
まだ開業する前、前職の時代、あるノートに未来の時系列を書いた事があった。
夜間勤務の時間に、こっそりと書いた。
1年後、
3年後、
5年後、
10年後、
自分がどうなっているか。
どうなっていたいのか。
当時の身の周りの状況は脇に置いておいて、「こうなっている」を描いてみた。
これは無理でしょう。
あり得ないな。
そんなのできるの?
みたいな、邪魔をする自分の声にできるだけフタをして、
着実にステップアップしている未来を、書いておいた。
で、書いた事はキレイさっぱり忘れて、ノートはしまっておいた。
なぜ何度も見直さなかったかというと、
飛躍した未来像と現実の違いに、嫌気が差しそうだったから。
今になってそのノートを開いてみると、
1年後から3年後、5年後までの、
ほとんどの通過点に達している事に気が付いた。
比較したら嫌気が差すような未来像に、現実が追いついてきた。
3年、5年という時間は、それだけの変化を生み出してくれる。
時間と共に、変化し続けていたい。
そのスピードや段階には、波がある。
それを受け入れられないと、これまた苦しい。
速くなったり、少し緩まったり、また速くなったりを繰り返して、
10年後に描いた通過点に届いていたい。
僕が開業してここまで至る、
原動力になったものは、自分の「感性」だと思う。
今まで生きてきた「自分」が感じる事、考えた事を、押し殺さない事。
それが自分という人間の価値であって、この世の存在意義なのだ。
その感性が、
本質を突いているのか、
本物かどうか、
答えのひとつなのか、
通用するかしないのか、
証明し続けるのが、自分の生き方。
それを表現する手段は、世の中に沢山ある。
仕事をすることは、アーティストになることなのだ。
僕は、整体セラピスト、治療家という領域で、アーティストになる事を選んだ。
あなたが思う事、あなたが考える事、
そこにオリジナリティがあって、ストーリーがあって、価値がある。
間違いなんてない。
これも答えのひとつなんだと、証明し続けてやればいい。
まだまだ道半ば。
まだ少し早いが、6年目はこれまで以上にバリバリ働きたいと思う。