やりくりゴールデンタイム
日頃、時間というのはひねり出すものと考えているので、1日の中で色々詰め込む。
時間をやりくりして、切れ目なく動く。
普段から、ゆっくり過ごすことなんて、ほぼ無い。
ここ数カ月を振り返ってみると、一体いつ走っているのか、よくわからない。
ほとんど走っていないのでは!?
と思う位に、定まった時間には走っていない。
スキマ時間に挟み込んでいるので、ボリュームがまるで無いのだ。
GPS計測の活動量計に走った記録は残っているけれど、記憶は曖昧だ。
学生時代は、詰めに詰めた生活をしていた。
昼間は朝から授業、終わったら夕方から部活。
部活が終わって帰宅するのが21:00。
そこから素振りなり、個人練習をして22:00。
走るのはまたそれからで、毎日10kmのトライアル。
夕飯食べて、お風呂に入って、23:00過ぎ。
レポートや課題に取り掛かるのは、それから。
時々ガソリンスタンドや家庭教師のアルバイトもしていた。
きつ過ぎて、死ぬんじゃないかと思ったけれど、4年間なんとか大丈夫だった。
その頃は夜走るのが当たり前だったのに、今は暗くなったら走ろうか考えてしまう。
すき間にねじ込む強引さが、少し弱くなったようだ。
今の生活だと、朝以外に走る時間は無い。
昼間に時間ができれば、ラッキー。
朝起きて、その日のトレーニングを全てやり切る。
自由に使える、ゴールデンタイムだ。
のんびり起きて、ゆっくり過ごす。
そんな日は、まだまだ来そうにない。