なぜ?悲劇が繰り返されるのか
玄関にあるポストがポンコツになり、
(子供達が開け閉めし過ぎてフタが無くなった)
いよいよ郵便屋さんにも申し訳ないので、簡易ポストを作った。
既製品では面白くないので、自作したくなったのだ。
それにまた壊されるので、雨風から郵便物を守れれば十分。
サイズもバラバラで反り返った廃材をフリーハンドで切り刻み、
1寸の釘をガンガン打ち込んで箱にしていく。
この時、反り返った板はどうしても組むときに上手く噛み合わなくなる。
そもそも、ざっくりと簡単に作ろうとしているので、細かい部分は気にしない。
噛み合わない部分はもう、力づくで釘で打ち込んでしまう。
何とか形にはなっているけれど、この箱は常に歪の力が加わっていることになる。
曲がった板を無理矢理組んでいるので、戻ろうとする力が働く。
この箱、何かの拍子に「パンッ!!」と弾けそうだなと感じながら、押さえこんだ。
木を組みながら考えたのは、ぎっくり腰と同じだということ。
ぎっくり腰は、歪みの力を逃がすために起こる。
いつも好ましくない圧力が掛けられていて、カラダがその圧力に耐えられなくなる。
圧力の小爆発がぎっくり腰だ。
歪みの圧力は一時的には解放されるが、また時間と共に溜まってくる。
そして、悲劇はまた繰り返される。
大事なのは、爆発する前に圧を抜いてあげること。
圧が掛かりにくいように、調整すること。
どんな圧がかかっているかは、動きを診たり触ったりすれば分かること。
圧を抜けば、動きも感覚も変わるのでわかりやすい。
そんな整体をしている整体院の入り口に、歪みの圧力を込めたポストを置く、、、、
ポストがどう壊れるかも、歪みが起こす力学的な実験のひとつということで(笑)
たまにはDo it yourselfも勉強になる!
図画工作にも勤しみ、今日もフル稼働でした。