くじらで回復
食べ過ぎは万病の元であるが、疲労回復のための栄養補給は欠かせない。
昨日、スーパーに買い物に行ったらクジラの刺身を発見した。
クジラは魚ではなく、我々と同じ哺乳類だ。
時々見かけたりはするものの「魚」に比べればお目にかかれる機会は多くはない。
シーシェパードが発狂しそうな光景である。
馬刺しにも似た独特の赤身肉に魅かれて、買い物かごの中に入れてしまった。
眼から入って来る色味から、いかにも血肉になりそうなイメージが浮かぶ。
生命力に満ちていると言ってもいい。
食べてみると、全く臭みがなく、子供にも奥さんにも好評だった。
魚の刺身は案外沢山食べられないが、クジラなら不思議と食べることができる。
見ての通り、脂の少ない肉が食が進む理由かもしれない。
魚ではなかなか見ることのできない神経もハッキリ残っていたのが印象的だ。
小学生の頃、捕鯨に関する本を読んだことがある。
クジラはほぼ捨てる部分が無く、捕れば全ての部分を余すところなく利用してきたらしい。
それも、乱獲はせずに感謝しながら決まった数を捕るのが共存の文化だった。
シーシェパードの言い分はよくわからない。
いかにも栄養がありそうなものには、カラダが本能的に反応する。
クジラの刺身は1パックだけでなく、3パックくらい買ってくれば良かった。
他の地区はどうかわからないが、静岡県中部では時々イルカも鮮魚コーナーに売っている。
イルカは多分生食はNGで、煮るのがスタンダードだ。
今度イルカを見つけたら、買い占めようと思う。