お見積もりは勘違いと絶望で
ある程度の年齢になれば、先のことを見通すようになる。
何をしたいかわからない、どうしていいかわからない、といった高校生や大学生に多い物の見え方は、段々無くなる。
先が見える。
いい意味でも、悪い意味でも先が見えてしまう。
特に、情報の多い現代。
情報は多い程、不安になる。
大概の場合、人は上手くいかない未来を想像する。
自分が想像した未来にまた、不安と恐怖を覚える。
そこまではまぁ、架空の話。
一寸先は闇という言葉があるように、落とし穴もあることもある。
落とし穴があると思っていても、全然ないこともある。
この年の瀬にあたって思うことは、2つ。
我々は、自分自身の可能性の限界を、大幅に低く見積もる傾向にある、ということ。
自分のスペックはもっともっとハイなのに、ずっとローギアに入れたまま走ろうとしてしまう。
ローギアの上にギアがあることすら、気が付かず、無いと思うようにしている。
賢い大人程、可能性の限界を、低く見積もる。
もうひとつは、我々は目標達成に必要な労力と時間を、大幅に低く見積もる傾向にあるということ。
要するに、なめてかかりがちということ。
そこで、こんなはずじゃなかったと、結果で痛い目をみる。
過大な位に見積もる。
それよりも少ない労力で済んだなら、それはそれで、ラッキーじゃないか。
精神衛生的には、そんな見積もり方の方が、ハッピーだ。
まだまだ実は年末感など微塵もない日々を過ごしているが、同時進行で未来を作る仕事もしなくてはいけない。
考え方を見直して、通過点や到達点を整理して、やることをリストアップする。
日々の行動には、それらを落とし込む。
自分自身の可能性の限界は、圧倒的な勘違いをして、高く見積もる。
そして、目標達成に必要な労力は、絶望的なくらい、多く見積もる。
全てにおいて、このスタイルでやっていこうと思います。
いかがでしょうか。
今夜もお付き合いありがとうございました。