お互いさんです
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2020/03/line_2628526170036.jpg?fit=432%2C576&ssl=1)
日本中、色々と大変です。
こうやってみると、人と人は全てがどこかで繋がっていて、
一度ほころびが出ると、全体が機能しなくなる。
社会そのものが、体の機能にとてもよく似ていて、
ひとつの生態系を成しているように思える。
この1週間の間に、人の流れがこれまでと大きく変わった。
大打撃を受ける店や企業もあれば、忙殺されそうな職種もある。
目に見えないウイルスのせいで、みんなが大変なのだ。
ウイルスそのものよりも、避けるためと称した動きに、
息の根を止められる人たちがいる。
大打撃、大損害の騒ぎではない。
歴史の教科書に出てくる、昔の飢饉や天災、疫病。
そりゃ昔はねぇ、なんて思っていたら、
いつの時代も普通に起こるじゃねぇか!!
人が動かなくなって、店が商売続けられなくなって、
一番困るのは、買う側の人間だ。
店の無くなったところは、過疎が進んで次第にポツンと一軒家になる。
僕は八百屋で野菜を買いたいし、
肉屋で肉を買いたいし、
魚は魚屋で買いたい。
豆腐は豆腐屋で買いたい。
良いものを選ぶことが、結果的に一番安くて、幸せになれる。
でも、今では店の選択肢すらない。
昔通学路にあった魚屋さん、酒屋さん、八百屋さん、
駄菓子屋さんも、みんな無くなってしまった。
このままウイルスから身を守ろうとし続ければ、し続けるほど、
僕らの社会は衰退し切っていくだろう。
負の連鎖、負のスパイラルを断ち切るには、
時代という単位での時間が掛かるだろう。
僕の整体に来てくれる人の中には、実は学校の先生が一定数いる。
校長先生もいる(笑)
今年は新型コロナの影響で手洗いを徹底した結果、
あんなに毎年流行るインフルエンザが、まるで出てこない。
先生達が口々にそう言う。
そして、学校での集団感染は、いまだ出てこない。
子どもも、親も、学校も、取り巻くもの全体が、
社会であり、日本であり、世界である。
今は安倍がどうの、誰がどうのいうのではなく(笑)
自分が自分に出来ること、自分が周りに出来ることをするしかない。
周りが困った結果、一番困るのは、最終的には自分だ。
自分が生きるには、周りを助けるしかない。
だからお互いさまで。