ランニングメカニクス

ランニングは生涯スポーツである。
年齢、性別、経歴、場所も選ばない。
死ぬまで楽しめるスポーツ。
しかし、時には体をすり減らすような走り方をして、運動を諦める事もある。
走る事で悪くなった。
使った事で悪くなったと思いがちだ。
しかし、問題は体の扱い方にある。
体が壊れる使い方と、安全な使い方がある。
突発的な外傷を除いて、痛めるのは、壊れる走り方で走った結果である。
また、そういった使い方をしていると、突発的なアクシデントも回避しにくく、
外傷を受けるということにもつながる。
より楽に、より速く、故障なく走り続ける。
何歳になっても、走る事を楽しめる体であること。
ランナーとして、これが一番ハッピーな事ではないだろうか。
走る事を生涯に渡って楽しむ。
走り続けるには、体の扱い方を変えるしかない。
そのためには、まず体の動き、体のクセを分析する必要がある。
いわゆる、歪みの分析である。
整体的な視点から、動きを診る。
この歪みには、構造的なミスアライメントの奥に、さらに偏りが隠れている。
使い方の感覚的なクセが存在し、その奥には思考、イメージ、刷り込みのクセがある。
情報は溢れるようにあるが、実は正確な情報はひと握り。
今まで受けた指導、今まで見聞きした情報、
その偏り、出所のわからない俗説により、ランナーの体は歪む。
そこに故障を作る偏りがある。
体が変わると、走りが変わる。
これまで、改善のアプローチは、施術+アドバイスという形でやってきた。
メインは施術で、日常で気をつけることをアドバイスする。
それを続けてきた中で、ランニングに特化した指導をして欲しいという声を多数頂いた。
その度に、僕はちょっと考えます。。。
とお茶を濁し、誤魔化して誤魔化してきた。
どうもすみませんでした!!!
何を伝えるか、どこを目指すか、というコンセプト。
これは固まった。
僕の眼と認識力は、日々アップデートする。
考えてきたものが覆る事って、何度もあった。
コロコロ変わっては、伝えられない。
それも、ストライクゾーンに収まる様になってきた。
現時点のレベルで、見えている事を伝えていく。
人間の体にデザインされた動きを紐解く。
あとは、どんな形式でやるかなのだ。
マンツーマン指導は、時間が掛かる。
施術の枠は減らさないといけない。
大人数でも見切れない。
もうちょっと、詰めます。
ランニングを、死ぬまで楽しめ!
よりシンプルに、体を磨く。
そんなランニングレッスン。
「ランニングメカニクス」(ランメカ)
覚えてね。