吉田のうどん
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旧大井川町から橋を1本渡ると、そこには吉田町がある。
平成の大合併で、残念な吸収合併をされた旧大井川町民としては、
いまだに町を貫く吉田町は羨ましい。
県をまたいで山梨県にも吉田がある。
富士登山競走の舞台、富士吉田市。
以前は吉田町に「吉田高校」があったが、富士吉田にも吉田高校がある。
ここへ来たら、必ずや食べておかなければと思うのが、吉田うどん。
特徴は、ワシワシしているうどんだということ。
ツルツル食べれない。
コシがどうのとか、全く気にしていない「剛」を感じるうどん。
曲がった麺は、垂らしても真っ直ぐにならない。
捻じれたまま固まっている、強情なうどん。
人によって、好き嫌いはあるかもしれない。
ツルツルではなく、ワシワシ食べる感覚は、嫌いじゃない。
万人受けを狙っていないスタイル。
大会会場のブースで、地元のおばちゃん達が腕を振るって作ってくれる。
「激辛味」という激辛いスパイスをお好みでかけて、ワシワシ。
そして、お替り!!
激辛味増し増しで。
暑い中、汗を垂らしながらワシワシするのが、毎年の楽しみになっている。
3杯でも4杯でもいける。
自分の生活圏では触れられない文化、食文化に触れることができるのも、
遠征の楽しみでもある。
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