余白を作る事を意識する

y-padを使い初めて、もうしばらく経つ。
1日という限られた時間を、より有効に使おうと思い、秋から使い始めた。
1日というタイムライン、1週間というタイムライン、
もっと広く2週間、1カ月、3カ月、1年など、
時間軸を俯瞰して視る事が出来る。
時間の流れを視覚化すると、計画や取り組みの状況も同時に目に見えるようになる。
どれほど先延ばしにしてるかをまじまじと見ると、重い腰も上がる。
限られた時間の中で、あれもこれもと思うと、
実際には半分程度しか出来ない事が多い。
一気に片付ける気になって、余白が無い位にやる事を詰め込むと、
大概はその通りには進まないものだ。
大事なのは、余白を作ることだ。
ちょっとしたアソビが、長引いた時間を補ってくれたり、
休息時間になったりして、計画を予定通りに進めるポイントになる。
10個マスがあるとしたら、3個ぐらいは余白を作るといい。
10個全部埋めると、そのうちの5も出来ない事になる。
人の身体も、関節にあるアソビが大事。
アソビが無くなると、怪我や故障の原因、歪みの固定化につながる。
そういえば、試験勉強をしていた頃、
ノートに書いてある事を頭に入れるのではなくて、
ページの文字以外の余白を、頭に染み込ませるイメージで読み返していた。
顕在意識ではなく、潜在意識のメモリーに刷り込むように、
余白に浮かぶ情報を繰り返し読み込む。
余白を頭に染み込ませると、文字が一緒に乗ってくるように感じた。
詰め込むだけ詰め込んでも、
消化不良になっては元も子もない。
時間管理も、頭の中も、全身の関節も、余白が詰めたものを活かしてくれる。
スペースって、大事。
それではまた。