睡眠の質を変える
以前、1週間、毎日8時間寝るというチャレンジをした。
その効果たるや、寝るのを惜しんで何かしていた時間の、何倍も収穫があった。
粘って睡眠時間を削って作業するよりも、
さっさと寝てから早く起きて仕事をした方が、効率も質も良い。
人間は頭が働きにくい状態で仕事をしても、大した仕事はできない。
頑張れば頑張る程、しんどさと反比例して成果は落ちていく。
体調面を整えることが、自分のする仕事の良し悪しを決めるとなれば、
それがそのまま人生のクオリティに置き換わっていることも想像に難くない。
今日、東海地方が梅雨明けしたと発表があった。
連日の豪雨の末の梅雨明けとは皮肉なものである。
梅雨明けしたといっても、日本の夏が高温多湿の環境にあることは変わりない。
暑さと湿度にさらされると、体力を奪われる。
日中ならまだしも、これが夜間も続くと睡眠の質が下がる。
休むために休んでいるのに、休むほどに疲れるという、最低なスパイラルに突入する。
ただ単に十分な睡眠時間を確保するだけでなく、
夏は睡眠の質を確保するために、積極的に「冷房」を使うべきだ。
もちろん冷やし過ぎず、心地よく過ごせる温度設定が前提の話。
一昔前は、夕方になれば涼しくなっていた気候も、どんどん変化している。
昼間は暑くても、夜になれば過ごしやすかった日本の夏は、今はもうない。
そこで、文明の利器に頼って、一昔前の過ごしやすい夏の夜を再現してやればいい。
心地よく十分な睡眠時間を確保できれば、暑い夏も体調面からのトラブルはぐっと減る。
仕事にも集中できて、調子良く仕事ができるし、ミスや精神的なストレスも減る。
おススメは「ドライ機能」の活用だ。
除湿されただけで、身体も軽くなる。
室温の設定やタイマーは、その時々で調節してベストなものを探って欲しい。
頑張り方の裏で、「休み方」が活動の割合を牛耳っている。
休み上手になろう。
睡眠を最重要視するようになると、成果は少なくとも3倍になる。