準備力という体質
・事前準備
・事中専心
・事後反省
所属する駅伝チームのレース訓。
何年か前までは最年少だった僕も、
気が付けばもう、10年以上クラブチームに居る。
いつの間にか、古株になってしまった。
たった3行のこの言葉の中には、
とてつもないエッセンスが詰め込まれている。
準備とは何か。
専心とは何か。
反省するとは何か。
深く掘っていくと、
人間哲学と行動学の本質がそこにはある。
「準備する」とは、あらゆる言い訳を排除していくこと。
レースまでに、どれだけの言い訳を潰すことができるか。
スタートラインに立つまでに、8割の勝負はついている。
言い訳を潰し切った者同士が、初めて勝負ができる。
言い訳を積み重ねた「デモデモ星人」は、
勝負の空気感にさえも潰されてしまう。
空気なんて、重さゼロに等しいのに「感」でやられてしまう。
「専心」とは、結果を出すことに集中すること。
余計なことに気を取られたり、見てくれに固執すると、
局面が悪くなった時に、人は直ぐに諦める。
今できる、ベストを尽くすことにベストを尽くす。
よく言う「モチベーション」とか「気持ち」といった、
そんな当てにならないもので結果が左右される体質では、
駅伝でチームが振り回される。
自分の役に徹することこそが、チームワークだ。
「反省」とは、いかに多くの問題点に気がついて、改善できるかということ。
やりっ放し、終わって満足では、成長は無い。
失敗の数だけ、工夫が生まれる。
そしてまた、事前準備という、サイクルが動き出す。
陸上競技の経験まるで無し、
レースにも出たこと無い、
そんな野球部員だった僕を、
駅伝に引っ張り込んだチーム。
当時の「見次クラブ」は、クレイジーという言葉がぴったりな程強かった。
そんなクレイジーな強さに揉まれ、
「準備・専心・反省」というサイクルを回してきた11年。
少しは僕も、当時の先輩達に近づくことはできただろうか。
いかに準備できるか、
集中するか、
反省し、改善できるか。
シンプルなこの哲学が、
僕自身を支えてくれていることは間違いない。
クラブ訓があったからこそ、今の自分がある。
走ることだけでなく、整体にも多大なる影響を与えている。
準備に準備を重ねる。
これって、面白くて、ワクワクするもの。
では、また明日!
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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