アーカイブする価値
僕を含めた家族4人は、運命共同体である。
それが特にわかるのは、誰かが風邪を引いた時だ。
誰かが引けば、順番に伝染する。
粘って最後まで牙城を崩さない僕も、結局最後は耐えきれなくなり、風邪を引く。
その頃には、3人は完治してケロっとしている。
ところが、僕以外の3人は罹患して発症するのに、僕だけ発症しないというパターンが、しばらく続いている。
みんなが鼻水垂らそうが、咳込もうが、どこ吹く風邪だ。
何がどうしてかわからない。
考えられるのは、手術して弱々しかった扁桃腺のあった周辺の粘膜が、本調子になってきたくらいだ。
1カ月程前に、喉の奥の壁が赤くブツブツしているのが治まらず、耳鼻科に掛かった。
そこで診断されたのは、喉の粘膜の免疫系統が活発になっているだけ、というもの。
聞いた時は意味がわからなかったが、しっかり免疫が働いている証拠らしい。
確かに喉は痛くは無かったし、風邪の症状も無かった。
ばい菌をキャッチする扁桃腺が、手術で取り去られた分、周辺の組織が活発になって働いているようだ。
扁桃腺の手術から1年以上経って、本当の意味で馴染んできたのかもしれない。
家族がみんな風邪を引いても、自分だけひかない。
そればかりは、素直に嬉しい。
そんなことを今日書いたのは、扁桃腺の手術記を書いた昨年の記事を読んだある方から、僕にコメントを頂いたから。
実際の所、扁桃腺の手術に関する具体的な情報というのは、ネット上にあまり無い。
特に、生きた情報が極端に少ない。
だからこそ、今後誰かの役に立つように、ブログの記事にして残しておいたのだ。
扁桃腺の手術を考えている人や、手術が決まって不安に思っている人のためになればと、書いておいたものが、誰かの役に立つ。
残しておいて、本当に良かった。
記録すること、記録したモノを発信しておくこと。
それをネットワークを通して、お互いに活かし合う。
ブログの価値は、ここにあると思う。
書いておいて良かった。
ただそれだけを、今日は書いてみた。
ではまた。