効果測定の5000m
このブログでも繰り返し書いている通り、
4月の上旬(厳密には始めごろから)に引いた風邪の影響で、
ここ1カ月は「トレーニング」と呼べる練習は出来なかった。
全身のダルさ、人生初のヘルペス、呼吸器の苦しさと、
それぞれが掛け合わさって、更に取れない体の疲れ。
熱が下がってからも続く、万全でない感じ。
日常生活に支障はないが、体力強化をできるコンディションではなかった。
2週間も毎日薬飲んでたもんね。
4月末のランニングキャンプを終えてから、徐々に平常運転に戻ってきた。
インターバルも、ペース走もちゃんとできなかった1カ月。
ランニングキャンプから帰ってきて、ジョグの質が桁違いに良くなったのが救い。
気が付くとキロ4分切って、気が付くと20kmぐらいジョグしている。
とはいえ、ジョグだけのジョガーが、トラックレースでタイムを狙うのは厳しい。
スピードレンジがまるで違う。
でも、ジョグしかしていないなら、ミズグチメソッドのジョグだけでどれだけ走れるか、
効果や違いを確かめるチャンスでもある。
で、昨日の静岡県長距離強化記録会の5000m、走ってみた。
今回の会場は御殿場市陸上競技場。
富士登山駅伝のゴールでもある。
スタートは16:30
タイムは15’52”93(1組1着)
3’10”
3’14”(6’24”)
3’09”(9’33”)
3’15”(12’48”)
3’04”(15’52”)
スタートからスローな展開で、
みんなが誰かに引っ張ってもらおうという雰囲気があった。
2000m過ぎてからさすがに遅いと思って先頭に出るも、
意外に風もあって、3000m~4000mはペースダウン。
ラスト1周でペースアップして、なんとかまとまった。
前に出てからは、最後まで一人旅。
タイムだけ見れば平凡な記録。
振り絞るような苦しい走りではなく、
これまでに無く楽な感覚で走ることが出来た事が収穫だった。
ジョグしかしてなくて、2000mまではスローで、ゴールタイムがこれなら上出来。
ペース走やインターバル、階段走で負荷やスピードを上げて行ったら、
もっとタイム出るはず!!!
ミズグチメソッドのランニングキャンプから帰ってきて、
ずっと取り戻せなかった「無限ジョグ」の感覚が蘇ってきた。
小学生の頃の持久走で、永遠に続けられるような感覚になった、あれ。
何も刷り込まれていない、何も考えずに走っていたからこそできた、自然な動き。
これを崩さず、乱さず、見失わず、登りのトレーニングに入りたい。